1981年に発売されて以降、様々な形で移植され、リメイクされ、新しい作品が世にで続けている
RPGの金字塔ウィザードリィ。
初代はAPPLEⅡから始まり、現在ではsteamやSwitch、スマートフォンアプリなどでも新作が出ています。
そんな歴史のあるRPG、Wizardry。
この記事では最高傑作はどのシリーズか?
私の主観多めでランキングも決めてみたいと思います。
- ウィザードリィ シリーズの最高傑作を決めよう
- ウィザードリィ シリーズの歴史について
- ウィザードリィ人気ランキング! シリーズで一番面白いのはどれ?
- 第1位 ウィザードリィ外伝Ⅱ 古代皇帝の呪い(ゲームボーイ)
- 第2位 エルミナージュⅡ&Ⅲ
- 第3位 ウィザードリィ外伝Ⅰ 女王の受難(ゲームボーイ)
- 第4位 ウィザードリィ リルガミンサーガ(PS)
- 第5位 ウィザードリィ 〜DIMGUIL〜(PS)
- 第6位 ウィザードリィ 外伝Ⅳ~胎魔の鼓動~(スーパーファミコン)
- 第7位 ウィザードリィⅡ リルガミンの遺産(ファミコン)
- 第8位 ウィザードリィⅤ 災禍の中心(スーパーファミコン)
- 第9位 ウィザードリィエクス2 無限の学徒(PS2)
- 第10位 BUSIN ~Wizardry Alternative~(PS2)
- 殿堂入り ウィザードリィ 狂王の試練場(ファミコン)
- ウィザードリィ 最新作がスマホで遊べる
- まとめ
ウィザードリィ シリーズの最高傑作を決めよう
ウィズは発売されて以降、様々なハードで移植されリメイクなどもされています。
思い出の補正もあると思いますが最高傑作はどれか?
議論の的になるお題です。
これについては異論は認めます。
ファミコン版ウィザードリィ1~3
コンピューターなど多くの人が持っていなかった時代にファミコンでウィザードリィが移植されたことは日本のゲーム界にとっても大きな出来事でした。
そのためファミコン版でウィザードリィを始めて遊んだ、という人も多いでしょう。
攻略本も含めて忘れがたい名作です。
ウィザードリィ外伝Ⅰ、Ⅱ
ゲームボーイで発売された和製ウィズシリーズ。
携帯ゲーム機としてどこでも遊べたのでお母さんの視線や、お父さんの野球中継と重なっても問題がなくなった外伝シリーズ。
その後もたくさん移植されていますが敢えて挙げるのであれば私は遊びやすさとウィズらしさを兼ね備え万人にいまでもおすすめできる作品として、ウィザードリィ外伝Ⅱ~古代皇帝の呪い~を推します。
ウィザードリィ外伝Ⅰ紹介ページはこちら!
ウィザードリィ シリーズの歴史について
ウィザードリィは1981年にAPPLEⅡで発売されました。
1987年ファミコン版のウィズが発売されます。
その後1991年にはゲームボーイでウィザードリィ外伝シリーズがスタート。
オートマッピング機能が搭載され、格段に遊びやすくなりました。
このアスキーの外伝シリーズで和製Wizardryは完成し独自の進化を遂げたといっても過言ではありません。
その後ナンバリングタイトルはPCで発売されながらウィザードリィ5、6がスーパーファミコンで、PSで7が移植されました。
その後は派生作品としてスターフィッシュ製のエンパイヤシリーズ、アトラス製のBUSIN、エンパイヤシリーズを手がけたチームムラマサによるエクスなどが発売されていきます。
現在ではドリコムが版権を取得し、あとに記載するWizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)がスマートフォンアプリとして発売されています。
ウィザードリィ人気ランキング! シリーズで一番面白いのはどれ?
これについても異論は全開で認めます。
いやあ難しい。
自分の思い出込みでランキングを1~10まで発表します!
ウィザードリィを遊んでみる時の参考にしてみてください!
第1位 ウィザードリィ外伝Ⅱ 古代皇帝の呪い(ゲームボーイ)

先ほども紹介しちゃってますがそれでも言わせてください。
ウィザードリィ外伝Ⅱが私のウィザードリィの原点にして頂点なんです。
なんだったら今でも遊んでいるソフトなんです。
ウィザードリィ外伝Ⅰで和製ウィズが出発し、外伝Ⅱで大きく進歩しました。
グラフィック、音楽、ゲームバランス、謎解き。
今でもラスボスの音楽を聞くと鳥肌が立ちます。
私の知っている限りでは、前作の戦闘音楽をアレンジしてボス戦に取り入れたのはウィザードリィ外伝Ⅱが初めてです。
すべてにおいて完成されたウィザードリィ。
手のひらに収まるサイズのソフトにどれだけの冒険が、喜怒哀楽が詰め込まれていたか・・・。
もし明日地球が滅びるなら何していたい?
私はウィザードリィ外伝Ⅱの
迷宮の中で生涯を閉じるよ。
第2位 エルミナージュⅡ&Ⅲ
ウィザードリィランキングなのにウィザードリィじゃないんかい!
エルミナージュⅡとⅢはPlayStation Portableなどで発売されました。
ウィズはキャラクターが決まっていないため基本的には自分の好きなキャラクターを作ることになります。
このエルミナージュは何が素晴らしいかというと、自分で描いたキャラクター絵が使えたことですね。
そのため、ネット上では今でもエルミナージュ用の顔グラサイトがあり、ダウンロードすることができます。
ケモナーに目覚めた私は獣人の絵ばかり集めてそれで飽き足らず、自分で絵と描いてました。
性癖歪んだのってこの頃だよなぁ・・・。
エルミナージュⅢでは諸事情によりゲームバランスが悪くなっていますが顔グラだけではなくバストアップの大きな絵が使えたり、果てはBGMも自分で用意できるようになりました。
実は私が一番多くプレイしたのはウィザードリィ外伝シリーズとエルミナージュシリーズだったりします。
みんな知っているかい?
未来は100円で返るんだぜ
第3位 ウィザードリィ外伝Ⅰ 女王の受難(ゲームボーイ)
先ほどと同じ紹介になってしまいますがごめんなさい。
しかし、自分にとってWizardryと言えばコレ。

和製のウィズでとにかく遊びやすい!
しかも携帯ゲーム機だからどこでも遊べた!
謎解き要素と暗い雰囲気、最高のBGMと
最高のドット絵。
グレーターデーモンのデザインやマイルフィック、ヴァンパイアロード、ライカーガス、サイデル。
そしてサッキュバス。
サッキュバス。
当時の中学生には刺激強めのサッキュバス。
毎回サッキュバスのドット絵だけ替えてくるのがもうこだわりのサッキュバス。
ごちそうさまでした(何が)
あれ?もしかして私の性癖ってウィザードリィで決まったのか・・・?
これにてえっけんはおわりぬ
第4位 ウィザードリィ リルガミンサーガ(PS)
1997年にプレイステーションで発売された初代ウィザードリィのリメイク作品です。

ウィザードリィⅠ~Ⅲまでのシナリオが遊べてアイテム図鑑やモンスター図鑑もあります。
特筆すべきは余計な味付けをしていないシンプルなリメイクを目指していること。
その上でオートマッピングを搭載して遊びやすくしたことでしょう。
難点はロード時間の長さやリセットすると戻ってくるまでに時間がかかること。
初代ウィザードリィを遊びたい!
という人にお勧めできます!
TREBOR SUX!
第5位 ウィザードリィ 〜DIMGUIL〜(PS)
2000年にプレイステーションで発売されました。
実質的な外伝Ⅴ。
私は未プレイなのでYouTubeなどで見た感じや一般的にお勧めしている人が多かったので紹介します。
PSソフトなら買えるかも!?
と思って価格を調べたら中古ショップで10,000円前後、メルカリで安くても7,000円くらいで売っていました。
高い!!
ASCIIが関わった最後のウィザードリィ。
PS全盛期に戻れたら買っておきたい一品。
第6位 ウィザードリィ 外伝Ⅳ~胎魔の鼓動~(スーパーファミコン)
1996年スーパーファミコン。
和製ウィズの4作目。
これも今は手放してしまったので手元になく、機会があれば買い戻したい一品。
尚、10,000円以上する模様・・・。
高い…。
舞台が和風になっているので馴染めない人は馴染めないかも?
外伝Ⅲで増えた種族と職業がさらに増えて複雑になりすぎた感はありますが、どのルートを通って転職するか考えるのが楽しい。
戦闘音楽コマンド選択時に曲が変わるという仕様なのでテンポが悪い感じがします。
※ポケモンブラックホワイトでポケモンのHPが減るとピンチの曲が強制的に割り込んでイラッとする感じ・・・わかる人いるかなぁ・・・?
この辺のスーパーファミコンが面白かったと感じるのは後発のPS版を遊んだ時にテンポが悪いと感じることがあるからですね。
ウィザードリィは戦闘も多いし、何ならリセットも多いです。
ロードの長さは外せない要素でもあるわけです。
第7位 ウィザードリィⅡ リルガミンの遺産(ファミコン)
1989年ファミコンにて発売されました。
私のウィザードリィデビュー作。
今聞いても音楽が本当にイイ!!
当時のぴこぴこした電子音からウィザードリィではふぁんふぁんした音に変わってビックリ。
※わかるかなぁ・・・わっからないだろうなぁ・・・。
ファミコンで遊べる環境にないのですが、コンバーターを使って今でも遊びたいと思っている作品。
完全に個人的な意見で、ねじ込みました。
だって初めての女性は忘れられないでしょう?
そういうことです!
第8位 ウィザードリィⅤ 災禍の中心(スーパーファミコン)
スーパーファミコンのウィザードリィ5作目。
私は未プレイなので詳しく解説する資格がありません・・・。
手動セーブ、オートマッピングとファミコン版の正統進化作品。
ぜひとも買いたいのですが、レトロゲームの中でもウィザードリィ系は特に高い。
というか、高い以前にこのソフトはそもそも出回っていないことが多く、秋葉原でも見つからない・・・。
安く売っていたら買いでっせ。
第9位 ウィザードリィエクス2 無限の学徒(PS2)
2006年、プレイステーション2で発売。
ちなみに1と2両方遊んでいますが1も悪くはなかった(良くはない)。
RPGに、ウィザードリィというシリーズに諦めかけていた頃に発売され、一時的にでもウィザードリィを思い出させてくれた、忘れがたき作品。
ウィザードリィエクス2についても、もろ手を挙げてお勧めはできませんが、キャラクターメイクなど頑張っていて、学園モノとウィザードリィという一見合わなそうな素材同士が上手く融合していた意欲作。
不覚にもジャケットの獣人女の子のイラストが可愛くて、ジャケ買いしました。
※尚、このときに性癖がケモナーとして確定した模様。
しかし見た目とは裏腹に序盤から歩くだけで死人がでるほど、初心者お断りの凄まじい難易度。
第10位 BUSIN ~Wizardry Alternative~(PS2)
2001年アトラス、PS2で発売されたウィザードリィ。
RPGに対してネガティブになっていた当時の私は最初だけ遊んで投げてしまった作品。
もったいない・・・。
ダンジョンに入ったら敵が追ってくるのでビックリした思い出。
きちんと主人公がいたり、アレンジは強め。
このアレンジを受け入れられるかどうかで評価が変わると思います。
当時の私は独自のルールが多すぎて覚えるのが大変で受け入れられなかった・・・。
でもいま遊んだらきっと面白い・・・と思う。
いや、やっぱりルールが覚えられないわ・・・。
殿堂入り ウィザードリィ 狂王の試練場(ファミコン)
古参プレイヤーに怒られるでしょうけど、私たちにとってはこれがウィザードリィの原点。
この間秋葉原で見つけて値段見て諦めて、でも手にとって鳥肌が立ちました。
なんていうか、存在そのもが拝みたくなるような、そんな存在。
理屈じゃないんですよね。
数グラムしかないプラスチックのカセットの中に、偉大な先人たちの工夫と、いたずら心とウィザードリィ大好き!という思いがたくさん詰まった、最高傑作。
今のゲームの基準で考えると、とてもお勧めできないのですが、ウィザードリィを語るうえでやはり外せない作品。
この時代に生まれて良かったと思えるほどに、このカセットは偉大。
ああ、ウィザードリィに出会えてよかった
ウィザードリィ 最新作がスマホで遊べる

最初にお話ししましたが、ウィズの最新作はスマートフォンアプリとして遊ぶことができます。
Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)。
通称ウィズダフネまたはダフネです。
最近の親切なゲームに慣れきっていた自分にウィズを再教育してくれたゲームです。
薬草とか傷薬とか毒消しとかしっかり持ち歩かないとマジでダンジョンから抜け出せないバランス。
時々進行不可になるバグがたまにたくさん盛りだくさんありますが私は元気です。
(私は3カ月で2回当たってアンインストールからの復旧を経験しました)
進行不能バグに遭遇したら運営に問い合わせて返答がくるより、ググった方が早いですが私は元気です。
進行不能になってから復旧するところまで出来たら、ようやくウィズダフネの一人前認定という物凄い歯ごたえが癖になる、私の一押しゲームです。

エカテリーナ
この人がいないとウィズダフネは始まらないかも?というくらい強キャラ。
骸骨が一つ目で、目じりのほくろで、強キャラで、しかも人妻という情報量が多くて死角なし(??)
ドクター、私うまくやれるかしら?

アリス
最初に声を聞いたときはまたバグかと本当に思いました。
アゴラ様アゴラ様しか言いませんがこの子を引けるかどうかで序盤の難易度が変わるほどの強さ。
気安く呼びつけるものではありませんよ。信徒。

ダニエル
刺さる人には刺さる(?)
こういう方面もカバー(?)しているのでカンペキです(?)
このサイトでは他にもウィズダフネの攻略記事を掲載しています。
ぜひ見てみてください!



まとめ
こちらの記事ではウィザードリィの最高傑作はどれか?
シリーズのおすすめを紹介しました。
物によってはプレミア価格になり、手に入れることも大変ですが、レトロゲームで遊べる人はぜひとも遊んでみていただきたいウィザードリィシリーズ。
2024年に発売されたWizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)はスマートフォンで手軽に遊べる上に、バランスはきっちりとウィズ(しかしキャラロストがしずらいので優しめではある)なので遊んでみて頂きたい一品です。
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