世界的なRPG、『ウィザードリィ』が我々ファミコン世代に一般的に知られるようになったのは、ファミコン版の『ウィザードリィ』が発売されてからでした。
日本でもPC98版は移植されていましたが、こちらをプレイできる環境を整えられるプレイヤーは少なく(私は当時そもそも存在を知らなかった)、私(達)にとっての『ウィザードリィ』とは、長らくファミコン版のことだったのです。
そんなファミコン版の『ウィザードリィ』を知っているけどPC版は知らない!
という私が初めてPC版準拠の『ウィザードリィ』に触れたのがこの『リルガミンサーガ』なのです!

リルガミンサーガとは?

PS版『リルガミンサーガ』は1998年2月に発売されました。
発売元は『ローカス』。
『ウィザードリィ』のシナリオ1~3を収録し、当時のPSの性能に合わせたリメイクがされました。
特徴としては極力オリジナルの『ウィザードリィ』のテイストを残していること。
そのため、『ウィザードリィ外伝シリーズ』などにあった武器の距離(S、M、L)はなく、呪文もオリジナル版準拠となりました。
このゲームが発売されたことで私(達)はファミコン版ではなく、オリジナル版に近い『ウィザードリィ』を遊ぶことができるようになったのです。
リルガミンサーガ#1 狂王の試練場 ファミコン版との違い

『リルガミンサーガ#1 狂王の試練場』は先ほど述べました通りオリジナル版に準拠しているため、ファミコン版とは色々と違いがあります。
機能面ではオートマッピングが搭載され、わざわざ紙の上にマッピングをする必要がなくなりました。
これは便利ですね!
このため、いつでもボタン一発でマップが呼び出せるようになり、とても遊びやすくなりました!
マッピングしてこその『ウィザードリィ』だろう!!という玄人にはオートマッピングを切ることもできます。
ファミコン版ではオリジナル版の『ウィザードリィ』とは一部(6、7、8階)迷宮のマップが異なっていましたが、PC版に戻す形となりました。
※どちらにしろクリアには関係ない階なのですっ飛ばされる模様。
セーブ方式もファミコン版ではオートセーブでしたが、『リルガミンサーガ』では任意のタイミングでセーブが可能。
これは事故の防止には良いのですが、PS特有のディスク読み込みやメモリーカードの読み込みでテンポは劣悪。
ファミコン版やゲームボーイ版がカートリッジ特有のレスポンスの速さで快適に遊べていましたので、この点、PS版はイライラしましたね。
一応ソフトリセットもできるのですが、オートロードはないのでまたオープニングから見直してロードして、シナリオ選んで・・・。
一度リセットすると元の状態に辿り着くまで、1分ほどかかり、かなりイライラします。
ただ、グラフィックは綺麗になっていましたし、音楽は引き続き羽田健太郎氏が担当されファミコン版とは雰囲気の異なる、素晴らしい音楽に仕上がっています。

こうしてみると『ウィザードリィ ダフネ』の『グレーターデーモン様』のご尊顔も同じデザインをしていることがわかる。


リルガミンサーガ#1 狂王の試練場 序盤攻略法
ウィザードリィリルガミンサーガの序盤攻略を簡単に説明します。
※あくまでクリア重視の攻略法なので転職を複数回行い最強を目指すものではありません。
ファミコン版とは異なり、訓練所での冒険者作成では吟味が簡単になりました。
ボーナスポイントと割振りで✕ボタン一発で厳選ができます。
これでボーナスポイント2桁の冒険者を作りましょう。
お勧めは戦士✕2、僧侶✕1〜2(1人性格悪)、魔術師✕2、もしくは盗賊です。
クリア重視なら性格は善(盗賊は中立)で良いです。
理由は結構な確率で『友好的なモンスター』が出現するので、戦闘をスルーするー(激ウマギャグ)ためにも『善』が良いです。
また、レベリングが苦ではないのであれば、序盤に『盗賊』は不要かもしれません。
理由としては序盤の宝箱の中身はショボい上に&『僧侶』の方が耐久力が高いので『盗賊』は全く戦力として期待できません。
序盤は戦闘で死亡するより、宝箱の罠で死亡もしくは毒状態で止むなく地上に戻ることになるので、宝箱は開けるだけリスクです。
なんなら地下4階の中ボスまで開けなくても良いまである。
『僧侶』で『ディアルコ』など状態異常回復呪文を覚えてから『盗賊』に転職しても良いでしょう。
この場合、『僧侶』1人を『悪』にしておいて後から『盗賊』へ転職しましょう。
後述する『マーフィーズゴースト』がかなりの確率で『友好的』なので性格は変わる可能性が大ですが…。
性格を変えるのが煩わしい場合、『中立』で『魔術師』を作り、『ラハリト』くらいまで覚えたら、『盗賊』に変えると良いでしょう。
キャラクターを作ったらすぐそばの扉を開けて『玄室』に入り、1回戦闘&城に戻るを繰り返し、レベルを3くらいまで上げます。
このゲームはレベル1からレベルアップするのが序盤最大の難所。
呪文が無駄撃ちになっても構いません。
1度の戦闘に全力を尽くしましょう。
もしあなたが『ブッシュワーカー』に出会ったら持てる全力『カティノ』、『ハリト』『バディオス』で立ち向かうか、祈りながら素直に逃げることをお勧めします。
見た目とは裏腹に初見殺しの強モンスターです。
間違ってもレベル1で立ち向かってはいけません。
『戦士』2人と前衛『僧侶』のHP(えっちポイントと読みたい)が20前後、『魔術師』2人がレベル2『ディルト』を2回使えるようになったら
『マーフィーズゴースト』狩り開始。
『マーフィーズゴースト』はほぼ2体出るので注意。
『僧侶』は『マツ』、『魔術師』2人は『ディルト』を2回ずつ『マーフィーズゴースト』にかけて戦士で根気よく殴りましょう。
倒したらその場でキャンプを開いて閉じて再度探すと連戦できますが、連戦はレベルが上がるまでは禁止。
『マーフィーズゴースト』戦は逃げられないので『ディルト』や『マツ』がないとジリ貧になって負けます。
知らなかったのか?
大魔王と『マーフィーズゴースト』からは逃げられん。
そのため、1戦したら必ず城に戻って回復して再戦をしましょう。
そのままレベル5〜7くらいまで上げて『魔術師』は『マハリト(ベギラマ=グループ攻撃呪文)』、『僧侶』は『ラテュマピック(キアリー=毒消)』、『ディアルコ(キアリク=麻痺直し)』を覚えたら1〜2階探索開始です。
探索に出るときは『毒消し』をくれぐれも忘れずに(300GP、高い)。
『僧侶』から『盗賊』に転職している場合は、転職したばかりの『盗賊』はステータスが初期に戻るので、『マーフィーズゴースト』でのレベリングをしましょう。
まとめ
さて、この記事では『リルガミンサーガ#1 狂王の試練場』について解説しましたが、いかがでしょうか?
現在はSteamで『ウィザードリィ 狂王の試練場』のリメイクを遊ぶことができます。
PS版を遊ぶためには、PS本体を揃えたり、『リルガミンサーガ』のソフトを購入したりとなかなか手間がかかりますのでSteam版で遊んでみるのもよいですね!
また、このブログでは他にもウィザードリィ関係の記事を紹介しています!
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