ドラクエの最高傑作はこれだ!リアルタイム世代が選ぶ“心に残る”名作ランキングTOP7

ドラクエランキング ドラゴンクエスト

ドラゴンクエストといえば、1986年の発売以来、世代を超えて愛される国民的RPGシリーズ。
「たたかう」「ぼうぎょ」「にげる」──

あの選択肢に心が踊った日を、いまだに覚えている人も多いはず。

とにかく余計なものがなく、誰もが直感的に楽しめるシンプルな操作と、奥深いストーリー。
そして、可愛らしいキャラグラフィックとは裏腹に、ときに涙が止まらないような切なさも秘めた世界…。

本記事では、リアルタイム世代である筆者が“実際にプレイして感じた想い”をベースに、
独自視点で選ぶドラクエ最高傑作ランキングを発表します。

もちろん、異論は歓迎!
あなたの「忘れられないドラクエ」も、ぜひ心の中で並べてみてくださいね。

ドラゴンクエストの「最高傑作」は人によって違う。だからこそ面白い

「ドラクエ11こそが最高傑作だ!」

「何を言うかドラクエ3に決まってるだろ!」

「いやいや初の3Dであるドラクエ8ですよ最高傑作は!!」

「その昔ドラクエ5という神ゲーがあったんですけどね…」

みんな落ち着いて!!

そう、こんな感じで千差万別なわけです。

ドラクエシリーズは、世代やプレイタイミング、人生経験によって感じ方が大きく変わる作品群です。

小学生のときにプレイして理解できなかったシーンが、大人になって涙を誘うことも。
たとえば『ドラゴンクエストV』での親子のエピソード。
“父として、子として、夫として”──

プレイする年齢で受け取り方がまるで違うのです。

今回はそんな背景もふまえて、私GAME-JUMPのだださんが独自に厳選したTOP7を紹介します。

なぜ“TOP7?”というと、吟味した結果このくらいの塩梅がちょうど良いと思ったからです。

ドラクエ最高傑作をどう選ぶ?

どれだけシリーズが増えても“それぞれに魅力があって選べない…”ってなるのがドラクエのすごいところ。

今回はそんな中でも、あえて「最高傑作」と言える1本を選ぶために、以下の3つの視点をベースにしました。

プレイ体験としてのインパクト

遊び始めたら止まらない中毒性、ストーリー展開に心を持っていかれる没入感。
それがあるかどうかをまず重視しました。
そして私は40代なのですが、当時のリアルタイムの感覚もプラスしています。

時代を超えて語り継がれる完成度

グラフィックや音楽、ゲームバランスなど、“古くても今遊んでも面白い”完成度。
ドラクエらしさがぎゅっと詰まった作品かどうか。

年齢・立場によって“刺さる深さ”

ドラクエは不思議と、子どもが遊んでも、大人が遊んでも刺さり方が違うゲームです。
特に先述のⅤのようなストーリーは親になってからプレイすると「うわ…こういうことだったんだ…」と泣けてくるタイトルも。

ドラクエ最高傑作ランキングTOP7+1(番外編)

第1位:ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…

  • 発売日:1988年2月10日(FC)
  • 主なハード:FC/SFCリメイク/スマホ/Switch/PS/Steam(HD-2Dリメイク)
  • 国内累計出荷:約380万本(FC版)

ロトシリーズの真の始まりにして、日本中を熱狂させた社会現象作品。
「1→2→3」と時系列で続くと思いきや、まさかの“前日譚”に当時のプレイヤーたちは驚き、そして熱狂。

音楽が全て神

なぜならすぎやまこういち大先生という神様が魂を込めて作られた曲だからです。

全シリーズの曲において全て神がかっていますが、個人的にはⅢのBGMは別格かと…。

上(下)の世界とかボスの存在とかマジでやばかった

始まりはまるで実際の世界地図を参考にしたような世界。
※ジパングのBGMは秀逸!
船だけでは飽き足らず不死鳥ラーミアまで登場し、世界中を旅しつつバラモスの打倒を目指す勇者たち。

長い旅だった〜。めっちゃ面白かったな…なかなかのボリュームで良い作品だったな。

って、え!?まだ続くの!?下の世界?

アレフガルド…だと!?

コントローラーを持つ手が震えましたよ。すげぇ!!すげぇ!!って心が叫びました。

学校に行けばドラクエの話しかしない、そんな時代でした。

ちなみにゾーマ戦ではあまりの緊張に私の友人は目眩を起こしました…実話です。
光の玉の演出は、まさにポケモンフラッシュ級の衝撃でした。

私もゾクゾクと体が震えるほどの神ゲーでした。
そのくらい当時「1・2」とプレイしてきた人にとっては衝撃のストーリーなんです!
プレイ中にいつも足が痺れましたがこれは正座でプレイしていたためでしょう。

ということで圧倒的な1位はドラクエⅢ一択です!!


第2位:ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S

  • 発売日:2019年9月27日(Switch)※PS4版は2017年
  • 主なハード:PS4/Switch/PC
  • 国内累計出荷:約650万本(全世界累計)

いや…ごめんなさい。やっぱこれが1位かも知れなません!!
そのくらい迷いました。
ドラクエの全てがこの作品に集約されていると言っても過言ではありません。
「これにてドラクエは完結します」と言われても全然納得できる内容です。

シリーズの集大成であり、感動のショートショート集

キャラ同士のバランスが絶妙で、戦闘では「この敵ならこのキャラ」と自然に思える完成度。
すべての仲間を状況に応じて満遍なく使用し、バトルが非常に楽しかった印象です。
さらに、人魚のロミアのエピソードなど、心に刺さる短編イベントが随所にちりばめられています。
グラフィックも圧巻で、魔王の城や街の優雅さ、フィールドの広大さなどが最高レベルで表現されています。

なんせドラクエが好きなら好きな人ほど思い入れが深まる作品でしょうね。

ネタバレになるので載せませんが、後半マジで全身が震える演出があります。
あのシーンは確実に魂にぶっ刺さる演出です。

そうアレですよ勇者のあのシーンね。


第3位:ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち

  • 発売日:1990年2月11日(FC)
  • 主なハード:FC/PSリメイク/DS/スマホ
  • 国内累計出荷:約310万本(FC版)

「キャラを好きになる」ことを教えてくれた名作。

個別の章に分けられたストーリーによって、仲間ひとりひとりの背景が深く描かれました。
いつでもザラキってしまうAI戦闘(その名はクリフト)には多少の不満もありましたが、それもまた愛おしい思い出。
静かに始まるオープニングと「Ⅳ」という文字の演出、お城の扉が重厚に開く演出もこだわりがあって新たなドラクエの始まりといった作品でした。

ラスボスにさえ悲しいストーリーがある

この作品は必ずしも勧善懲悪な勇者と魔王の話ではないところに魅力があります。

ちなみに私、ドラクエⅣで一番好きなキャラは誰かといえば「デスピサロ」なんです。
ただただロザリーとキャッキャウフフしていたかっただけなのに…。

この世界には良い人間もいれば悪い人間もいて、そんな人間たちをピサロは許すことが出来ません。

そして…愛ゆえに自滅していくという悲しい背景があります。

ラスボスを倒してもなんかモヤモヤが残るという作品でした。

ドラクエはⅣあたりからグラフィックの見た目に反して「重たい・悲しい・残酷」なエピソードが盛り込まれたように思います。

後のリメイクでは彼が救われる演出が追加されましたが、とにかくデスピサロの悲しい背景に共感する人は多いのではないでしょうか?


第4位:ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君

  • 発売日:2004年11月27日(PS2)
  • 主なハード:PS2/3DS/スマホ
  • 国内累計出荷:約370万本(PS2版)

ドラクエらしさを保ちつつ3Dへ進化した、大きな転換点。
フィールドの奥行き、段差、建物の構造など、探索の楽しさが格段に向上。

前作Ⅶからの発売までが結構長く、本当に発売されるのか?とまで噂されました。

ドラクエの世界をフル3Dでプレイできるなんて「夢のようだ」という思いで世界が待ちに待った結果

期待以上の超素晴らしい作品となりました!!

ドラクエでもFFでも必ずあるのが
「あそこ行けるかも…!」
「今は行けないけどいつか行けるはず」
「遠くに見えるなんかすごい建物や場所」

というワクワクが、見事に3Dで表現されました。
グラフィック面での新時代を切り拓いた一作です。

もちろんストーリーも素晴らしい内容でした。


第5位:ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁

  • 発売日:1992年9月27日(SFC)
  • 主なハード:SFC/PS2リメイク/DS/スマホ
  • 国内累計出荷:約280万本(SFC版)

新システム導入の超人気作!でも好き嫌いは分かれそう

今でこそポケモンはじめ様々なゲームに存在するシステム。
モンスターを仲間に出来るというかなり斬新なシステムとスーファミでドラクエ発売という期待の高さからめっちゃ注目された作品。
またリメイク作も多く、今でも人気でシリーズ人気ランキング1位という意見もよく見かけます。

人生観によって評価が変わる、プレイヤーの“成長”を問う作品。
“親子の絆”や“結婚”など、年齢によって刺さるポイントが変わるのが本作の魅力。
ビアンカorフローラ論争も未だに語り草。
スーファミ初期の作品ゆえにグラフィック面の粗さはあるものの、リメイクで再評価が高まっています。


第6位:ドラゴンクエストⅥ 幻の大地

  • 発売日:1995年12月9日(SFC)
  • 主なハード:SFC/DS/スマホ
  • 国内累計出荷:約320万本(SFC版)

“裏”の深さが光る、考察好き必見の作品。
転職システムに加えて、現実と夢の世界が交差するストーリー展開が魅力。
PS(プレステ)に進む前のスーファミの限界を超えたグラフィック表現も高く評価されています。
キャラの個性もしっかり立っていて、育成の楽しさも抜群です。

この頃はどんどん新たなRPGゲームが登場し、シリアスなストーリーのFFや「クロノ・トリガー」という超神作の人気も高まっていてドラクエは少し前のゲーム?なんていう風潮もあったように思えます。

だがしかし!
Ⅵはさすがドラクエ。これまでにない設定や世界観、バトルシーンの演出もアップということで、やっぱりみんな大好き、めっちゃ売れたのでした。


第7位:ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々

  • 発売日:1987年1月26日(FC)
  • 主なハード:FC/SFC/スマホ/Switch(HD-2Dリメイク予定)
  • 国内累計出荷:約240万本(FC版)

Ⅰの大ヒットから続くロトシリーズ第二作目

ねじび むたう ぼにぜざ
ざしみ くそけ おむむれ
ふぽぴ るぺえ うもぎば
ごほろ きぺし たちうさ
むさば にうば

いまだに「ふっかつのじゅもん」を覚えている私です。
いつでもレベルMAXかつロンダルキアの教会から遊べますよ。

続編としての期待に応えた冒険感満載の一作。
3人パーティ、船、広大なマップ、ロトの血を引く設定…。

殴りかかる寸前まですれ違う、きっと性格の合わないであろうどこかの王子…
シリーズのフォーマットがこの作品でほぼ完成されました。
当時は非常に高難度な“理不尽ゲー”としても知られています。

エンカウント率の高さ、ラスダンの難易度の異常さ…。
でもそれを許せるほどの作品です。

むしろリメイクは少し設定が甘いのではないでしょうか?
HD-2D版リメイクにも期待しています。

ちなみに最新作HD-2D版リメイクでは新キャラ(サマルトリアの王女)が追加されるみたいなので楽しみですね!ストーリーにも少し追加要素があるのでしょうか。


番外編:ドラゴンクエストⅠ

すべての始まりにして、ドラクエという文化の原点。
当時、ファミコンで「RPG」というジャンル自体がほとんど存在しなかった時代。
あの単純なマップと音楽、そして「りゅうおう」の問いかけは、今なお語り継がれています。

またエンディングの演出も当時かなり斬新でした。
映画好きの私はエンディングのスタッフロールを何度も何度も見返した思い出があります。

みんなが選ぶ「好きなドラクエ」ランキングは?

ドラクエ最高傑作ランキングに“正解”はない!!
絶対になーい!!

なぜなら、みんなそれぞれの「1位」があるからです。
そう思いません?

ある人にとっては、“はじめてプレイしたドラクエ”が一番。
またある人にとっては、“誰かと語り合ったドラクエ”が一番。

つまり――

「思い出補正」「人生のタイミング」「プレイ年齢」

この三拍子で、
まったく違う「ベスト作品」が生まれるんです。

そういう意味では、ドラクエって
めちゃくちゃ懐が深いコンテンツなんですよね。

よく名前が挙がる人気作品は?

SNSやランキング系サイト、ファンの投稿をのぞいてみると
わりと「鉄板」で名前が挙がってくるのがこの3作品。

SNSでもどれも納得の行くポストが目立ちました。

タイトルよくあるコメント
ドラクエⅢ社会現象級!ロトシリーズの完結に感動、最後の展開で全国民が腰を抜かした。
ドラクエⅣ章ごとの構成でキャラ愛が爆発!ダメAIにも愛と殺意が湧く名作。
ドラクエⅤビアンカ派?フローラ派?親子三代のストーリーが大人になって刺さる。

ところでドラクエといえば柴田亜美さんのこのシリーズ最高に好きでした。

ニセ勇者シリーズはマジで腹抱えて読みましたよ。


海外ランキングが面白すぎた件

X(旧Twitter)で見かけた「海外のドラクエ人気ランキング」。
ちょっと衝撃だったので紹介しておきます👇

まさかのⅦが1位!?
(Ⅶファンごめん)これは正直ちょっとびっくり。
海外ではストーリー重視だったり、宗教・哲学系のテーマも刺さるみたいです。


こんな意見も大好きです

確かにドラクエⅢからはじめた方のⅠ&Ⅱのポジションってどんななんでしょうね?

派生作品も人気が高いです。

あなたの「1位」はどれ?

  • 「初プレイ補正」
  • 「思い出補正」
  • 「◯◯ちゃんと一緒に遊んだ補正」

なんでもOK!

あえて今、“大人になった自分”が選ぶなら?
そんな視点でもう一度ドラクエを眺めてみると
新しい1位が見えてくるかもしれませんね。

番外編:DQMシリーズも神だったりする

ナンバリング作品で「モンスターを仲間にできるシステム」と言えば、やっぱりドラクエV。
でも、あの“仲間モンスター”要素を主役に据えて、
まるごと一本ゲームにしてしまったのがこのドラゴンクエストモンスターズ(DQM)シリーズです。

特に人気が高いのはこのあたり:

  • 『テリーのワンダーランド』(GB/3DS)
  • 『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』(3DS)
  • 『ジョーカー』シリーズ(DS)
  • そして…最新作『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』

このDQM3、なんとピサロが主人公
しかもNintendo SwitchとSteamとスマホのマルチという神対応っぷり。
本編で因縁の多かったモンスターと、今度は“仲間として歩む旅”…
まだプレイしてないけど、これだけでワクワクが止まりません!!

DQMは、集めて・育てて・配合して…といったポケモン的な遊びもできつつ、
ちゃんとドラクエらしい世界観と物語があるのが最大の魅力。

SNSやレビューでもよく言われるのが
「本編とは違う方向から、ドラクエの世界を100%楽しめる」
という点。

ナンバリングとはまた違う、
“モンスター愛”がすべての中心にあるドラクエ。
その魅力を知ってしまったら、もう戻れないかもしれません…!

番外編その2:ビルダーズも名作!

もうひとつ派生作品として忘れちゃいけないのが、『ドラゴンクエストビルダーズ』シリーズ。

  • ドラゴンクエストビルダーズ
  • ドラゴンクエストビルダーズ2

いわば“ドラクエ × サンドボックス”の融合。
マイクラのようなブロック遊びをベースにしつつ、
ちゃんとドラクエらしいストーリーと育成要素があり、
「クラフト系はちょっと苦手…」という人でも安心して楽しめる親切設計!

作品の映像を見ただけでとりあえず「絶対面白い」が伝わります。

特に2作目は評価も高く、
「街を作るのがこんなに楽しいなんて!」
「ストーリーが普通に感動する」
という声も多かった名作です。

まとめ|ドラクエ“最高傑作”は人の数だけある

ドラクエというゲームは、
時代とともに進化しながらも、変わらない“心”を持ち続けてきたシリーズ

  • コマンドバトルの安心感
  • メタルスライムを見ただけでテンションが上がる喜び
  • そして、ある日突然またやりたくなるあの不思議な魔力。

「最高傑作はどれか?」という問いには、
きっとプレイヤーの数だけ答えがあるのだと私は思います。

そんな中で、改めて振り返ってみると
「やっぱりこの作品が自分にとっての1位だな」
という想いが見つかるはずです。

作品によってはリメイクもあるので、それをきっかけにあなたのランキングに変化があるかも知れませんよ!

今回の内容が、そんな“あなただけのドラクエ”を思い出すきっかけになっていたら嬉しいです。

今回はかなり長くなってしまいましたがいかがでしたか?
最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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DADA -だださん-
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