NFTゲームは面白くない? SYMBIOGENESIS スクエニ発の無料NFTゲームをやってみた!

「NFTゲームは面白くない」なんて、もう昔の話だったりして…。

突如として現れたように思われがちなNFTですが誕生からもう10年が経過しようとしています。
そしてNFTを使ったゲームやスポーツが2018年頃から登場し、2021年には多くの著名人がNFTアートを所有していることが話題になり、一気に有名になりました。

しかし、ブロックチェーン技術や暗号資産、NFTについての理解はまだまだ一般的ではなく、基本的には「意味わからんプー」なことだらけのように感じます。

私だださんはNFTとゲームは絶対に相性が良いと思っていますし、実際にいくつか保有もしています。
なんという作品だったかは忘れてしまいましたが「戦士」、「サキュバス」、「トロル」みたいなキャラクターの種類とHPや攻撃力などのステータスだけが予め決められている【文字だけのNFT】です。
あとは学園モノのNFTも持っていて、それは確かキャラの名前だけが書いてあるやつだったかな…。

将来、そのNFTを題材にしたゲームやアニメやデザインアートなどの面白いコンテンツが登場することに期待して保有しているのですが、どれも未だに実現されていないので、どうしたものかと思っています。

私もわかっているようでわかっていないことがたくさんありますが、その昔インターネットが登場した頃のような「得も言われぬワクワク感」だけはものすごく感じています。

しかし、NFTゲームの現状ってまだまだ発展途上で未来の新しいコンテンツになりうるのか?はたまたオワコンなのか?
気になるところです。


NFTゲームが面白くないと言われる理由は?

NFTや暗号資産に興味がない人からしてみれば「危険性が高い」、「怖い」、「怪しい」などの不安要素だらけでちょっと手が出しにくい分野かもしれませんが、「NFTゲームが面白くない」と言われる一番の理由はやはりまだ「投資・投機的」なイメージが強く、また実際にその傾向にあるということにあると思われます。

そもそもNFTを購入する人の多くは、ゲームの内容よりも先にまず【NFTで稼ぐ】ことや【コレクション】を目的に保有している場合が殆どなので、ゲームの面白さについてはそこまで注目していないと思うんですよ。
もちろんNFTを絡めためっちゃ面白いゲームが登場してくれればそれに越したことはないのですが、一般的にはまだまだ参入障壁が高く、結果としてゲームの開発も優先度が低いというのが現状でしょう。

ちなみにNFTを購入するためには暗号資産の購入が必要になる上、それを保管するためのウォレットの準備などが必要となるため、ある程度のリテラシーとほんの少しの英語の理解がないとかなり難しいと感じられてしまいます。

↓NFTゲームをやるために最低限準備が必要と思われるもの。↓

  • 暗号資産の取引所のアカウント作成
  • 暗号資産の購入 ← 1番の障壁。最低購入価格がそもそもお高い!
  • MetaMaskなどの暗号資産を保管するウォレットの作成
  • NFTを買うためのOpenSeaなどの取引所のアカウント
  • ゲーム内で使用するNFTの購入
  • NFTゲームのアカウント

うっわ〜、色々めんどくさ!!
さらに言うと最初の暗号資産の取引所のアカウント作成だって身分証明書が必要なのでそこそこ手間はかかるし、
未成年はアカウント作成すら出来ないので初っ端からやる気が削がれていくわけです。

そして、どうにかこうにか全ての難関を突破していざゲームをやろう!と思っても…

やりたいゲームがねぇだ…。

となってしまうんですね。

私がNFTを始めた頃は、稼げるゲームと言えば『Axie Infinity』か『The Sandbox』というゲームのほぼ二択でした。
それでも初期投資が結構必要でしたのでもちろん私は手を出していません。

結局OpenSeaのアカウントも作りましたが、うちの娘ちゃんが書いた絵や息子くんが作ったドット絵をNFTにして、いくつかアップしたくらいですね。もう何年もチェックしていないあのアカウントは元気してるのかな…。


NFTゲームは日本語対応&信頼のある会社なら安心かも。

面白くないどころか、リスキーな不安要素ばかりが先行しがちなNFTゲーム界隈ですが、最近では日本語対応はもちろん「日本発」のタイトルもちょっとずつ増えてきました。

これは以前に比べ開発側もユーザ側も「NFTとはなんぞや?」ということの理解が深まり、NFTの未来・可能性をどんどん見出して来ているからに他ならないと思います。

NFTは世界で一つしか存在しないものであるというプレミア感をゲームに組み込めば、

激レアなキャラや武器・防具・乗り物などの

「スゴイアイテムを持っているオイラ/あたい」という高い所有感が満たせるわけです。

当然希少なアイテムともなればかなりの金額となるわけで、世界で1つしかないアイテムなんて発行した日にはとんでもない価値になる可能性がありますよね!

可能性があるというのはもちろん、ゲームそのものの面白さ、クオリティの高さ、十分なユーザー数がいることが前提ですが開発する側の企業だって今後、新たな売上が見込めるジャンルなのでNFTゲームにもっと注力しない理由はないんじゃないかなと私は思います。

ただし、もっと手軽に始められるようにしてほしいですよね〜。

と、思っていたらですよ。気になる作品を見つけてしまいました!



【SYMBIOGENESIS】スクエニが開発した日本語対応のNFTゲーム

SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)という我らがスクエニさんが開発するNFTゲームを見つけてしまいました!

2023年12月21日にリリースされたこのタイトルは現在は第二章までアップデートされています。

さらに!今年も幕張メッセで9月26日〜29日に開催されるTGS(東京ゲームショウ) 2024に出展が決定しているほどの力の入れ様!

TGSの会場では試遊も出来て、アカウント登録をすると「オリジナルトートバッグ」がもらえるそうです。
さらにはSteamギフトカードやグッズが当たる「ガラポン抽選会 in TGS!」や特製「トレカセット」のプレゼント企画などなど、サービス盛り沢山な内容となっています。
スクエニが、かなり力を入れているコンテンツだということがわかりますね!
※ちなみにトレーディングカードセットプレゼント企画は第二章のMISSION「エピローグ」クリア済みの方が対象となる、とのことなのですがTGSに参加予定の方は今から始めてもゲットのチャンスはありますね!

私だださんはホントに最近知ったのですが今から始めても大丈夫というか、これからどんどんアップデートされていくであろうタイトルなのでまだまだ初期プレイヤーとして楽しめるのではないかと思っています。
初めてのNFTゲームには結構最適な作品なのではないでしょうか?

これまでに「NFTってちょっと難しそう…」とか、「怪しい、危険なんじゃないの?」と思われた方も日本の企業、ましてやスクウェア・エニックスが手掛けるプロジェクトだったらちょっと興味が湧いてきませんか?

やっぱり新しいことを始める時って少しでも「安心感」があった方が良いですよね!


SYMBIOGENESISはどんなゲーム?

スクエニ公式の内容をかいつまんで説明すると

『SYMBIOGENESIS』は、多数のキャラクター(それぞれのキャラが世界に一つしかないNFT)が共生する世界で、キャラごとのストーリーを楽しんだり、プレイヤー同士の交流やストーリーの考察を楽しむエンタメ性の高いコンテンツ。

軽くプレイした感じではどんなゲームかと言うと、「探索型のアドベンチャーゲーム」といった印象です。
プラットフォームはゲームアプリではなくGoogle Chromeなどのwebブラウザを使ってプレイします。
マウスやトラックパッドを使い、広大な浮遊大陸をズームしたり移動しながら隠されたアイテムやキャラを見つけるミッションをこなし、ストーリーやそれぞれのキャラに関連するストーリーを読み進め世界の謎を紐解くといった内容です。

しかしこの探索が結構難しい内容になっていて、HINTを見ても目的の場所が全然わからないことも…。
ではどうすれば攻略出来るの?というと実はこのゲーム、Discodeのアカウントが必須となり、アカウントと連携して世界中のプレイヤーと交流しながら探索を行ったり謎を解いたりストーリー考察を楽しむことが出来ちゃうんです。
というよりも、いろいろな人とストーリーの謎を解き明かしていかないと解けない難易度のミッションも用意されているらしく、MMORPGなどとも違う今までにない体験が出来るゲームなんです。

公式サイトでは“10,000点のNFTアートを使って遊ぶ、ストーリー解放型エンターテインメントという新しいジャンルのゲーム”として紹介されています。

さて、「軽くプレイした」と書きましたが私はこのゲームのキャラ(つまりNFT)は保有していません。

そう、自分のキャラを持っていなくても無料でプレイが出来るんです!ここが嬉しいところですよね。
とりあえず無料でプレイをしてみて気になるようならNFTにも手を出してみては?という考えです。

ですが!保有したくてもゲームリリース以前に作られたキャラはとっくの昔に全枚数が完売してしまっており、すでにゲーム内で購入すること自体が出来ません…。

ちなみに今からキャラを保有しようと思えばOpenSeaというNFTの取引を行うためのサイトでキャラの所有者に「売ってちょ」とオファーを申請することは出来ます。

ここで、取引の際に必要となるのが暗号資産のイーサリアム(Ethereum/ETH)やポリゴン(Polygon/POL)なのですが、2024/9/22の時点では1キャラの値段が日本円換算でおよそ5,000円台くらいのものが目立ちましたので恐ろしい金額という訳ではありませんでした。

もちろんすでに保有している人の殆どはリリース前にこのゲームに期待をして投資された方々なので、もっと安く購入できているわけです。
つまり『SYMBIOGENESIS』が将来もっとメジャーなゲームになった際にはキャラの価値が今よりももっと高まる可能性を秘めているんですね。

これが「NFTで稼ぐ」と言われている理由なのですが、と同時に良く知らなければ「怪しい」と思われるのも当然です。

また、今後新しい章が発表されるタイミングなどでキャラクターオークションが開催される可能性もゼロではないので最新情報をこまめにチェックするようにしましょう♪

まだ発展途上のジャンルではありますが、スクエニが手掛けているということもあり、ストーリーや演出も結構面白そうなゲームなのでもっと早くに気付いてキャラをゲットしておけば良かった〜!!!
と少し残念な気持ちですが、今後こうしたNFTゲームが続々とリリースされるフェーズに入り始めている雰囲気を感じます。

将来、ドラクエやFINAL FANTASYシリーズのようなビッグタイトルにNFTが組み込まれたら、さらに注目されそうですね。



SYMBIOGENESISの始め方

SYMBIOGENESIS(シンビオジェネシス)はゲームの公式サイトから簡単に始めることが出来ます。
Google Chromeなどのwebブラウザ上でプレイをするゲームなので、ソフトやアプリをダウンロードする必要もありません。

一点だけ注意が必要なのは「Discord」のアカウントが必須であることくらいです。

  • Discordのアカウントとの連携も画面の指示に従って進めるだけなので特別な操作は不要です。
  • 画面に従って利用規約を読み、同意したらSYMBIOGENESIS専用のアカウント(ユーザ名を作る)を作成。
  • Walletの連携という画面が出ますが、必須ではないため良くわからなければここはスルーしても大丈夫です。
    暗号資産を管理するためのウォレットというものがあるのですが、これを連携しておくことで今後、キャラやアイテムなどのNFTの購入が出来ます。
    MetaMaskなどのEthereum対応ウォレットをお持ちの方はここで連携しても良いですし、あとから好きな時にでも連携可能です。
  • 最後に「GAME START」をタップして登録完了!!



NFTとかOpenSeaとか難しそう!

基本的にはここまでの設定で無料でゲームが楽しめます。

このゲームそのものは安全だと思いますが、NFTに限らずブロックチェーンの技術や暗号資産を扱うサイトに関してはまだまだ発展途上なため、セキュリティが完全に安全とは言い切れません。
なので、特に問題のないサイトなのにセキュリティソフトが反応しやすかったり、暗号資産の購入や自分のウォレットへの送金なんかも始めはビクビクしながら行うことになるかもしれません。

『SYMBIOGENESIS』はキャラのNFTを保有している人だけが見ることの出来るストーリーや、その他の特別な恩恵が受けられるとのことですが、キャラを保有していなくても楽しめる作りになっています。
まずはNFTゲームってどんなもの?というのを理解するために試しに始めてみると良いと思います。

ゲームの世界観にハマってNFTにも興味が出てきたら、ブロックチェーンや暗号資産などについて色々なサイトで調べてみてみると良いと思います。

基本的にはbitFlyerなどの暗号資産取引所で通貨を購入→自分のウォレットへ送金→OpenSeaというNFTの取引所でNFTを購入といった流れになるかと思いますが、どうしてもここの障壁が高いし、なかなか操作に慣れません。

でも、明るい未来を感じる技術でしかないので年々わかりやすくなってきてはいます。

今でもスマホやパソコンで簡単に取引ができますが、いずれはもっと多くのユーザがもっと手軽にNFTの購入や取引ができる日が来ると信じています。



まとめ

そんなわけで、今回は日本発のスクエニが手掛けるNFTゲーム『SYMBIOGENESIS』についてのお話でした。

NFTゲームってめっちゃ面白いよね!と盛り上がる日が来たら素敵ですよね。

海外企業のサービスがまだ多いですが、日本のゲーム開発会社が本気でNFTゲームを作ったらもっとエンタメ性の高い作品が出来上がると思いますし、ブロックチェーンももっと日常に浸透することでしょうね!

それでは、今回も最後までお読み下さいまして誠にありがとうございました。

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