ゲームに登場するキャラクターの名前。
かっこよくて、センスがあって、しかもおしゃれで…
…読めない。
そんな名前、見かけたことありませんか?
『原神』や『崩壊:スターレイル』には、
まさにそんな「読めないのに刺さる」名前が数えきれないほど登場します。
凝光、符玄、鏡流、刃(レン)、雷電将軍、停雲、魈(ショウ)……
字面だけで“強そう”とか“気高そう”って思わせる力があるんですよね。
でもそれだけじゃない。
英語表記・カタカナ造語・属性っぽい名前――
漢字に限らず、現代モチーフだからこそ生まれる自由なセンスも満載。
この記事では、そんな原神&スタレのネーミングを例に、
「センスある名前ってこういうことか!」と思える名前づけのヒントを探っていきます。
名付けで迷ってる人も、
ただ名前のセンスを楽しみたい人も、
きっと「なるほど…」が見つかるはず!!
読めないのにかっこいい名前たち|センスはあるがフレンド泣かせ
“読めない。でも、めっちゃかっこいい。”
『崩壊:スターレイル』や『原神』をプレイしていると、
そんな名前のキャラクターに、やたらと出会う。
例えば、
- 凝光(ぎょうこう)
- 雲菫(うんきん)
- 停雲(ていうん)
- 鏡流(きょうりゅう)
- 刃(レン)
- 符玄(ふげん)
- 鐘離(しょうり)
……うん、読めない。全然読めない。でも強そう。
名前の持つ「響き」「見た目」「造語感」が、かっこよさを加速させてるんですよね。
でもそれ、オンラインではフレンド泣かせ。
- 「ぎょ、ぎょこう?…ご、ごうこう?」
- 「その…えっと、“ふ”の人!サポートお願い…!」
- 「あの中国語っぽい名前のピンク髪のやつ!」
- ボイチャで詰む/チャットで変換ミス地獄/愛称が無理やり「兄貴」になる現象
読めないのに名乗るのは自由。でも、呼ばれる側はたまったもんじゃない(笑)
まさに、センスの名を冠した“フレンド殺しネーム”。
あと地味に呼ばれるとちょっと恥ずかしい。
なぜ読めないゲームキャラ名なのにかっこいいのか?
これはネーミングの構造に理由があるように思えます。
- 意味のある漢字を組み合わせることで、重みと神秘性を演出
- 普段の会話に出てこない言葉=非日常の印象を与える
- 響きより“字面”で勝負してる名前が多い(だから読めなくてもOK!!)
つまり、「伝わらないけど、伝わる」。
それが現代型“響きよりビジュアルで刺す”ネーミングセンス
…なのかもしれません。
言葉の美学|“原神語”と“スタレ語”のネーミング構造を読み解く
『原神』や『スターレイル』に登場する名前って、
ただの漢字・ただの造語じゃないんです。
“なんとなく意味があるように感じる”。
“音の響きも美しい”。
“字面のバランスが異様に整ってる”。
こうした要素が組み合わさって、
一見読みにくいはずの名前が、プレイヤーの記憶にスッと残る存在になっているんですね。
原神の名付けルール(例:凝光、雷電将軍、鍾離、魈、刻晴)
- 熟語風ネーム:凝光(ぎょうこう)や刻晴(こくせい)など、“漢語っぽさ”を活かした構成
- 伝統・神話っぽい響き:雷電将軍や鍾離のように、権威や神格を想起させる漢字チョイス
- 一文字系の美学:魈(ショウ)は“読めない・でも美しい”を極めた代表例
→ 共通してるのは、「意味と響きがズレてるのに妙に成立している」という絶妙バランス
スターレイルの名付けルール(例:刃〈レン〉、停雲、符玄、素裳、鏡流)
- 意外性ある読み方:刃(レン)など、字面と読みのギャップをあえて演出
- キャラ設定とのシンクロ率が高い:停雲(控えめで気配り上手)、鏡流(静かで鋭い)
- 詩的・優雅な2文字漢字が主流:素裳、符玄 など
→ キャラの雰囲気を“音と文字”だけで感じ取れるようになってるのが特徴
共通点:意味よりも“印象”を優先したネーミング
原神・スタレに共通して言えるのは、
名前が“意味説明”になっていないこと。
- 「名前だけでスキル内容がわかる」ではなく
- 「名前から“美学”や“役割”が伝わる」
つまり、説明ではなく“感覚”で魅せるネーミング構造。
読みにくい・わかりにくい=マイナスじゃない。
印象に残す・雰囲気を伝える=ネーミングの武器になる。
原神語・スタレ語は、まさに
“名前そのものがキャラの一部になっている”ネーミング美学の最前線なんです。
名前のカッコいいセンスを盗め!配信・創作にも活かせる名付けのヒント
原神やスターレイルのキャラ名って、
ただ「強そう」ってだけじゃなくて、一瞬で“雰囲気”をまとってるんですよね。
実際に使われている名前を見ていくと、かっこいい名前には、ちゃんと“型”がある。
1. 意味を感じる漢字型|“読めないけど刺さる”の美学
たとえばこんな名前:
- 鏡流(きょうりゅう)
- 刃(レン)
- 停雲(ていうん)
- 符玄(ふげん)
これは「意味があるように感じる漢字の組み合わせ」をベースにした型。
実際には造語であっても、熟語っぽさや象徴性があると、深みが出る。
→ 漢字で名前を作るなら、
“動き”+“静けさ”
“自然”+“抽象”
のように対比構造を意識すると、原神・スタレ風の名前に近づけるかも。
2. 読みやすさより“響き重視”のカタカナ造語型
原神やスタレには、カタカナ表記もたくさんある:
- ブローニャ
- セーバル
- アルベド
- ジェパード
- フューシャル(漢字表記:符玄)
このあたりは読みやすいけど意味は不明。
でもその分、響きやバランスが完成されているから、しっかり印象に残る。
→ カタカナでかっこいい名前を考えるなら、
- 語尾が特徴的(-ル、-ア、-ト)
- 重音・濁音を使う(グ・ブ・ザ・ド)
- 母音のバランスをとる(イ・ア・ウ系でまとめる)
みたいな“音の型”を意識するだけで、かなり原神・スタレ感が出てくる!
3. 外国語風の意味ありそう系ワードをうまく使う
どちらの作品も、実在しそうでしない外国語風ネームが得意:
- アルベド(錬金術用語)
- ヴェルト(ドイツ語で“世界”)
- ナヒーダ(中東・ペルシャ圏の名前)
→ 自分で名付けるときも、
“既存言語の一部+造語パーツ”で組み合わせると、
「知的に見えるけどオリジナル」なセンスある名前が作れます!
まとめ:原神・スタレ式ゲームの名前をかっこよくするためのチェックポイント
チェック項目 | 内容 |
---|---|
字面のバランス | “上下に漢字が揃っている”“字の形がかっこいい”など |
音の響き | リズムよく読める?母音の流れは心地いい? |
意味っぽさ | 実際の意味より、“意味がありそう”な印象が大事 |
キャラとのシンクロ | 名前がそのキャラの役割や雰囲気を思わせる? |
もはやアートやん。
名付けって、センスだけじゃなくて“ちょっとした工夫”の積み重ねなんです。
その参考として、原神やスターレイルの名前はほんとうに優秀だと思います!
ゲーム以外でもペンネームや配信者名、チーム名などを考えるとき、
“名前で語る”という設計思想を、ぜひ取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました
今後もさまざまなゲームタイトルから、
「ゲーム名前のかっこいいヒント」を紹介していきますので、
ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね。
以下では、ゲームタイトル別の“ネーミングセンス”をジャンルごとにまとめています。
- 👉 ネーミングセンスの極意をさらに深掘り!
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