2025年最新版|【ゼルダの伝説】のストーリーと時系列をわかりやすく説明!初めてやるならどの順番がおすすめ?

ゼルダシリーズ時系列 RPG

1986年に発売されて以降、今なお新作が発表され続けている『ゼルダの伝説』シリーズ。
皆さん、遊んだことありますか?


とりあえず『リンク』が『ゼルダ姫』を助けて『ガノンドロフ』を倒す
ざっくりとそんなゲームです。


なんで毎回同じ名前の人達が出てくるの?

全部の作品が繋がっているの?

主人公『ゼルダ』じゃないの?

遊んでいてこう思ったことはありませんか?

私も最初は主人公がゼルダだって思っていてゼルダってお姫様の名前だと知ったときは驚きました。

このゼルダの伝説は歴史がしっかりと設定されていて、知っていると世界観がつながってより楽しめます。

この記事ではそんなゼルダの伝説の時系列を詳しく説明していきます。

  1. ゼルダの伝説の歴史は3つに分岐
    1. ゼルダの伝説のストーリー 3つのルート(世界線)
  2. 天地創造~ハイラル統一戦争
    1. 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
    2. スカイウォードソード おすすめポイント
    3. 『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』
    4. 『ゼルダの伝説 4つの剣』
    5. 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
    6. 時のオカリナの特徴
  3. ゼルダの伝説|敗北ルート
    1. 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
    2. 『ゼルダの伝説 夢をみる島』
    3. 『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章 大地の章』
    4. 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』
    5. 『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』
    6. 『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
    7. 『ゼルダの伝説』
    8. 『ゼルダの伝説 リンクの冒険』
  4. ゼルダの伝説|勝利ルート(子ども時代ルート)
    1. 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』
    2. 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』
    3. 『ゼルダの伝説 4つの剣+』
  5. ゼルダの伝説|勝利ルート(大人時代ルート)
    1. 『ゼルダの伝説 風のタクト』
    2. 『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』
    3. 『ゼルダの伝説 大地の汽笛』
  6. ゼルダの伝説の時系列は他の分岐も存在する?
    1. 『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』
    2. 『ゼルダ無双 厄災の黙示録』
    3. 『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』
    4. 『ゼルダ無双 封印戦記』
  7. 結局、何から始めれば良いの?
  8. ゼルダの伝説で1番面白い作品はどれ?

ゼルダの伝説の歴史は3つに分岐

簡単に言いますと、『ゼルダの伝説』はパラレルワールドのお話です。

しかし、『ゼルダの伝説』はパラレルワールドですが全てがバラバラのお話ではありません。

大きく3つのルート(世界線)があり、そのルートでお話が作られているのです。
その世界線を説明しますね。

ゼルダの伝説のストーリー 3つのルート(世界線)

『ゼルダの伝説』は天地創造から始まり、その後に3つの世界線があります。

それが

  • 敗北ルート
  • 勝利ルート(子ども)
  • 勝利ルート(大人)

の3つです。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』がターニングポイントになっていて、時の勇者リンクが魔王ガノンドロフに敗北するか、勝利するかでルートが分かれ、その勝利ルートにも2つの分岐があります。

まずは天地創造の始まりの物語から見ていきましょう。

 

天地創造~ハイラル統一戦争

ゼルダの伝説の中でもはじまりに位置する物語です。

『スカイウォードソード』がゼルダの伝説の中では始まりの物語とされています。

『ふしぎのぼうし』、『4つの剣』へとつながり、ゼルダの伝説の中でもターニングポイントとなる、『ゼルダの伝説時のオカリナ』へと続きます。

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』

ストーリー
天空に浮かぶ島、スカイロフトで暮らすリンクと幼なじみのゼルダ。
竜巻に遭遇し、リンクはゼルダと離れ離れになってしまう。
ゼルダを探すため、リンクは誰も行ったことがないと言われる雲下の地上へと向かう。
そこで待ち受ける、ゼルダとリンクの運命とは。

通称『スカウォ』。

元々は2011年にWii用ソフトとして発売されました。

今ではSwitchでHD版が遊べますのでこちらがお勧めですね。

『ゼルダの伝説』の中では1番最初の物語とされています。

この作品では『マスターソード』などの『ゼルダの伝説』のキーアイテムの誕生の様子が描かれています。

私も遊んだことがありますが細かな話はともかくとして、とにかく登場人物が個性豊か。

特に、ゼルダが本当に可愛いんですよね。

守りたいッッッ!

という気持ちになります。

後の作品とは異なり『姫』ではなく、等身大の女の子してます。

スカイウォードソード おすすめポイント

主人公『リンク』の幼なじみとして登場して首を傾げながら覗き込んできたり、前かがみになりながら指差ししてきたり、散々期待を持たせてから高所から突き落としたり、とにかく表情豊かで可愛い。

『ゼルダの伝説』史上一番可愛い、とまで言えます。

物語後半では自分の使命に目覚め、主人公『リンク』を助けようとする姿が健気。

この等身大『ゼルダ』を見るだけでもやる価値あります。

また序盤はただの『ジャイアン』の癖に中盤から存在感を増していく憎めないアニキの『バド』さん。

そして敵でありながら終盤に(あらゆる意味で)全てをかっさらい、今でも熱狂的なファンがいる魔族長ギラヒム(通称ギラヒム様)。

最終盤のギラヒムダンスと呼ばれる儀式のシーンは必見です!

『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』

ストーリー
遠い昔のこと。
ハイラルの国に魔物が現れ世界が暗黒につつまれようとしていたとき。
天から小さなピッコル達が現れ一人の人間の勇者に剣を授けました。

勇者は知恵と勇気と光で魔物に立ち向かい、世界に平和をもたらしました。
そんなピッコルと勇者のお話が伝説になった頃・・・

2004年発売。

当時はゲームボーイアドバンスで発売されました。

これより前の2002年に発売されたゼルダの伝説 風のタクトではそれまでのリンクとは異なるデザイン(いわゆる猫目リンク)で本作のリンクもこのデザインです。

身体を小さくしたり大きくしたりしながら冒険を進めます。

猫目リンクは見た目がそもそも可愛いのですが、この見た目がドット絵でちょこちょこ動く姿がまた可愛い!

『ゼルダの伝説 4つの剣』

2003年発売。

当時はゲームボーイアドバンスで発売されました。

神々のトライフォースと4つの剣を収録。

当時は携帯ゲーム機で神トラが遊べるというだけで、すごいことでしたが、そこに追加要素まである豪華版です。

4つの剣では最大4人まで同時プレイが可能です。


インターネットの普及した現代であれば、ぜひともSwitch2でリメイクして欲しい作品ですね!

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』

ストーリー
遥か昔、三大神によって造られたハイラル。
その東には森の守り神“デクの樹サマ”と
子どものような姿をしたコキリ族が暮らしていました。

コキリ族は自分だけの妖精を持つが、コキリ族の中で妖精を持たない少年リンク。
リンクは毎夜悪夢にうなされていた。

それは逃げる少女と追う男の夢。
ある朝、リンクの元に妖精ナビィが現れ、デクの樹サマの所へ向かって欲しいと言われる。

通称『時オカ』

1998年にNintendo64用のソフトとして発売されました。
いまではNINTENDO 64 Nintendo Switch Onlineにて遊べます。

それまでの『ゼルダの伝説』は主に空から見た2D視点のゲームでした。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は初の3Dアクション(主人公の後ろから見た視点)で多くのプレイヤーに衝撃を与えた作品です。

平原に出たときの感動や馬に乗って走る疾走感、強敵を前にしたときの戦闘の緊張感。

ああ、ゲームって進化するんだな、と考えさせられたソフトです。

時のオカリナの特徴


また初の3D作品でありながら操作がほぼ完成されており、Zボタン一つで目標に自動的に注目してくれるのでストレスなく遊べました。

ストーリー面で言うと、それまで怪物として登場していたボスキャラ『ガノン』が人間の姿『ガノンドロフ』として初登場。

ただの悪役ではなく、狡猾なキャラクターとして描かれておりより深みが出ました。


このガノンドロフは以降の作品でも度々登場します。

そして主人公の『リンク』。


彼が『時の勇者』として覚醒するお話なのですが、この『時の勇者』が魔王に勝つか、負けるかで以降のストーリーが分岐していくわけですね。

それが勇者が敗北した敗北ルート、勇者が子ども時代で勝利した勝利ルート(子ども時代ルート)、そして勇者が大人時代で勝利した勝利ルート(大人時代ルート)です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ゼルダの伝説|敗北ルート

先ほどの『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で力のトライフォースを手に入れた『ガノンドロフ』が
『時の勇者 リンク』と対決、ガノンドロフが勝利し、勇者リンクが敗北したルートです。

『ゼルダ』を誘拐し『知恵のトライフォース』を、『時の勇者 リンク』を倒し『勇気のトライフォース』を手に入れ強大な力を手に入れた『ガノンドロフ』。

『ガノンドロフ』を倒すことが出来ず封印することでその場を収めた・・・
というのがこの『敗北ルート』。

その為、この時系列の『ゼルダの伝説』は『ガノンドロフ』の封印が解けて復活する、という流れとなっています。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の時系列的な続編は、
スーパーファミコンで1991年に発売された『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
通称『神トラ』です。

以降、『夢をみる島』、『ふしぎの木の実』、『神々のトライフォース2』、『トライフォース3銃士』、『知恵のかりもの』、『初代ゼルダの伝説』、『リンクの冒険』へと続きます。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』

ストーリー
謎の司祭アグニムによってハイラル国王は命を奪われ、
魔力で7賢者の子孫の娘をさらい、生贄にしようとしていた。
そんなアグニムの魔の手は賢者の末裔ゼルダ姫に及ぼうとしていた。
自宅で就寝していたリンクはゼルダ姫の悲痛な助けの声を聞く。

1991年発売。

機種はスーパーファミコンでした。

上から見下ろす視点のいわゆる2Dゼルダ。

ストーリー性やゲーム性など2Dゼルダとして完成されていた作品で、ゼルダの伝説の認知度を一気に広めたゲームでした。

当時は普通にクリアしていましたが、久しぶりに Nintendo Switch Onlineで遊んでみましたが、難易度が高い!!

セーブ&ロードを使わなければクリアできなくなっていました。

『ゼルダの伝説 夢をみる島』

ストーリー
修行に出ていたリンクは航海の最中、嵐に遭遇し、とある島へと流れ着く。
そこは一度入ると二度と出られない不思議な島。
ゼルダ姫によく似たマリンに助けられたリンクは不思議なフクロウの言葉に従い、

風のさかなの目覚めの謎に立ち向かう。

1993年発売で当時の機種はゲームボーイでした。

神々のトライフォースと同じように見下ろす視点の2Dゼルダです。

私は神々のトライフォースよりもこちらをやりこんでいましたね。

理由は携帯ゲームはテレビを占領しないので、家族間のチャンネル争いに巻き込まれなくて済んだからです。

その分じっくり腰を据えて遊べました。

ゲーム性もさることながら、そのストーリーが秀逸で、ラストシーンは呆然としたものです。

当時コミカライズもされてそのラストシーンは涙無くしては見られません。

2019年発売で機種はSwitchです。

ゲームボーイ版のフルリメイク作品で2等身のリンクが可愛く動き回ります。

ヒロイン役のマリンの歌に音声がついたことで、最後の場面がより泣けるものに・・・。

『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章 大地の章』

ストーリー
ハイラルの大地で馬を走らせるリンク。
導かれるようにハイラル城の奥深く、トライフォースにたどり着きます。
そこでリンクはトライフォースの試練を受けるように語りかけられ・・・

2001年発売。当時の機種はゲームボーイカラーでした。

見下ろす視点の2Dゼルダです。

当時はポケモンの赤、緑やメダロットのように2本立てで発売されるのが流行って(?)いました。

大地の章、時空の章の2本立てですが各々がマイナーチェンジではなく、ストーリーは全く異なっているという、しっかりした作りこみも本作の特徴です。

私は大地の章で遊んでいました。

ディンが可愛いんですよね!

ゲームボーイのドット絵ですが、この時代のドット絵師さんの表現力はとても凄くて、ミニキャラ達が動き回るのが見ていて可愛らしいです。

また、あいことばを使ってクリア後に別の章を続編としてプレイできます。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』

ストーリー
魔王ガノンと七人の賢者の力を受けた勇者の戦いが伝説となったハイラル。
魔王ガノン復活を企むユガが現れ、

七賢者の末裔が次々と壁画に封印されてしまう。
ユガを追うリンクはやがてハイラルとは正反対のロウラルという世界に辿り着いて・・・

2013年発売、機種は3DSです。

神々のトライフォースと同じ世界でゼルダの伝説が蘇ります。

壁の中を壁画となって移動できるという新しいアクション性で、2Dと3Dを切り替えていくアイデアが素晴らしい作品です。

また、ゼルダの伝説と言えば、ダンジョンを攻略してアイテムを入手して世界が広がっていくのですが、今作ではラヴィオの店でアイテムレンタルができるので、攻略順をプレイヤーが選べるのも特徴です。

この作品以降、街角で落書きやエジプトの壁画を見ると、リンクに見えてしまう現象は私だけでしょうか・・・。

『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』

2015年、機種は3DSで発売されました。

ドレース王国の姫が魔女の手により全身タイツ姿になってしまうという、なんともコミカルな物語です。

ゲーム内容は3人プレイに特化したゲームで、通信によってマルチプレイができます。

一人でも遊べるので、オンラインゲームが苦手な人でも安心です。

今では3DSのレトロゲームの仲間入りを果たしたそうで、いずれSwitch2のNintendo Switch Onlineで復活して欲しいです!

再びインターネットで遊べる日が来ることを期待しています!

『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』

ストーリー
裂け目によって飲み込まれていくハイラル。
国王も剣士リンクも飲み込まれた世界で、
最後の望みはゼルダ姫に託されたのだった。
妖精トリィと出会い、不思議な杖で色々なものを借りる力を
得たゼルダは世界を救うために旅立つ。

2024年にSwitchで発売されたソフトです。

今作はなんとタイトル通りにゼルダ姫が主人公!

等身はリメイク版夢をみる島と同じ等身で、2等身のゼルダ姫がかわいらしく動き回ります!

また、今作では敵やアイテムを借りることでいつでも作り出すことが可能。

これによって、見下ろす視点の2Dゼルダでありながら、今まで行けなかった高低差を乗り越えたりすることが可能です!

『ゼルダの伝説』

ストーリー
大魔王ガノンがハイラルの小国から力のトライフォースを奪い去った。
小国の王女ゼルダは知恵のトライフォースを八つに分け各地に隠すとその秘密を乳母インパへと託す。
しかしそのインパへもガノンの魔の手が迫り、絶体絶命の危機へ。
そこに現れたリンク。
リンクはインパを助け、ゼルダ姫の救出を決意する。

1986年発売。

発売当時はディスクシステムでした。

見下ろす視点の2Dゼルダ。

始まりにして、すでにシステムは完成されていた、名作中の名作。

探索要素、謎解きや順番に入手していくアイテムなど、最初でありながらゼルダの伝説の要素が揃った作品。

余談ですが、ディスクシステムの読み込みエラー音がトラウマなのは私だけでしょうか・・・?

当時の子供達に繊細なフロッピーディスクの取り扱いは難しく、雑に保管して結構な頻度でディスクが破損してエラーが出ていたのも良い(?)思い出です。

『ゼルダの伝説 リンクの冒険』

ストーリー
リンクの活躍により魔王ガノンは倒れ、
力のトライフォースと知恵のトライフォースは王家に戻った。
しかし、依然としてガノンの残党はガノン復活を目論み、リンクを狙う。
リンクが16歳になったある日。
リンクの左手の甲にトライフォースのような痣が浮かぶ。
今だに眠り続ける初代ゼルダ姫を救うため、
リンクは勇気のトライフォースを求め、旅立つ決心をする。

1987年発売、当時はディスクで発売された、横スクロールアクションのゼルダの伝説。

横スクロールアクションという点でもゼルダの伝説の中では異色ですが、一番の特徴は主人公リンクの名を冠したタイトルだということですね。

敵を倒すと経験値が得られ、レベルアップをします。

また、レベルアップ時に攻撃力か魔法か、ライフを強化することができて、どれを強くするか悩むのも醍醐味です。

日本版ではゲームオーバーになると一番低いステータスに合わせて再スタートとなる仕様で、残機とライフが減った時の緊張感が物凄いです。

町の中に勇者ロトの墓があるなど、お遊び要素があるのも特徴ですね。

難易度はめちゃくちゃ高いのですが、私はアクションRPGが大好きなので、かなり遊びこんだゲームです。

※尚、私がクリアしたとは言っていない模様。

ゼルダの伝説|勝利ルート(子ども時代ルート)

『時の勇者 リンク』が『ガノンドロフ』に勝利した後に『リンク』が子どもの時代へと戻り、
『ゼルダ』に『ガノンドロフ』の野望を伝え、その野望を未然に防ぐルートです。


この世界線では『ガノンドロフ』を処刑しようとして失敗し、『ガノンドロフ』は『影の世界』へ追放されました。


時系列的な続編はNintendo64で2000年に発売され、子どものリンクから始まる『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』。


その後、影の世界が登場する『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』、『4つの剣+ハイラルアドベンチャー』へと続きます。

『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』

ストーリー
森の中を旅していたリンクは、
仮面をかぶった「スタルキッド」に襲われる。

追いかけるリンクが迷い込んだのは、
三日後に月の墜落が迫る「滅びの世界」だった。

2000年発売、時のオカリナから続く、3Dのゼルダ。

当時はNINTENDO64で発売されました。

ゼルダの伝説異色のホラー作品です。

3日後に滅亡する世界をループしながら徐々に真相に近づき、この世界から抜け出すことが出来るのか?

とにかく出てくるキャラクターが不気味です。

このムジュラの仮面と時のオカリナのギブドがトラウマの人って私だけですかね?

お父さんがギブドの仮面でギブドになりかかり、それを庇っていた女の子のエピソードは、いま観ても泣ます。

『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』

ストーリー
光のハイラル王国と闇のトワイライトが存在する世界。
光のハイラル王国は闇のトワイライトの侵略を受けていた。

トアル村で暮らすリンクはある日
王国への献上品の剣を届けるため、ハイラル城に向かうことになる。
そんなある日、トアル村に魔物が襲来し、子供達がさらわれる。
追うリンクの前に黒い壁が現れ、
その中に立ち入ったリンクは狼の姿に変わり、気を失ってしまう。

2006年、ニンテンドーゲームキューブおよびWii用ソフトとして発売されました。

Wiiとゲームキューブが現役の我が家では今だに遊んでいる名作。

私の中でゼルダの伝説と言えば、トワイライトプリンセスです。

風のタクトでいわゆる猫目リンクが登場し、可愛らしいリンクを見た後で発売されたトワイライトプリンセス。

全体的に暗く、シリアスで美しい。

HDのフルリメイクでは目をそむけたくなるほどに、モンスターの描写がリアル。

しかし、ゼルダ姫に関してはどのシリーズよりも美しく描かれています。

何より、相棒のミドナの存在。

これが大きい。

最も口が悪く、人(狼?)使いが荒く、最初は全く好きになれませんが、物語が進むほど感情移入していき、ラストシーンはいつ見ても泣けてしまう。

先日コミカライズが終わりました。

こちらも姫川先生が描かれるリンクとミドナが素晴らしく、きれいで、ミドナとゼルダ姫の関係性も補完された名作です。

ぜひ読んでみてください。

『ゼルダの伝説 4つの剣+』

引用元Nintendo公式サイト 
https://www.nintendo.co.jp/ngc/g4sj/index.html

2004年にニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されました。

ハイラルアドベンチャー、シャドウバトル、ナビトラッカーズという3つのゲームが収録されています。

ゲームの内容としてはゲームボーイアドバンスと接続して複数人で遊ぶ前提のゲームになっています。

ゲームボーイアドバンスで発売された4つの剣のステージ数を大幅にパワーアップさせて、再び封印から解放された風の魔人グフーを倒しに行くストーリーです。

『時の勇者 リンク』のストーリーで子供ルートの最後に位置する作品です。

ゲームキューブ自体がSwitch2のNintendo Switch Onlineで復活していますので、この機にぜひ本作も復活して4人で遊んでみたい作品です。

ゼルダの伝説|勝利ルート(大人時代ルート)

『時の勇者 リンク』が『ガノンドロフ』に勝利した後に『リンク』が子どもの時代へと戻り、
『リンク』がいなくなってしまった世界、つまり勇者不在のルートです。


この世界では倒されたはずの『ガノンドロフ』が一度復活してしまったのですが、
なにせ“勇者不在の世界…”どうにもなりません。


そこで乱暴にもハイラル全土を海に沈めて『ガノンドロフ』を封印します。


時系列的な続編はゲームキューブで2002年に発売された『ゼルダの伝説 風のタクト』です。


この世界は全土が水没しており人々は僅かに残った島(もとは山)で生活をしています。


その後は『夢幻の砂時計』、『大地の汽笛』へと続きます。

『ゼルダの伝説 風のタクト』

ストーリー
時の勇者の伝説が伝わる島で育ったリンク。
この島では勇者と同じ歳なった男の子に
緑の服を着せるという風習がありました。

おばあちゃんや妹のアリルに祝福されながら、
この日を迎えたリンク。

その日はめでたい日になるはすでしたが・・・

2002年にゲームキューブ用ソフトとして発売されました。

いわゆる猫目リンクと言われる、デフォルメされたリンク。

ゼルダ姫がとんでもない性格していたり、リンクが大砲で飛ばされるなど、このリンクならではのコミカルな場面はほっこりしますね。

しかし何と言ってもこのゲームの一番の見どころは妹アリルと、リンクのおばあちゃんの存在です。

特におばあちゃんは旅立つリンクを心配したり、アリルとリンクがいなくなると体調を崩してしまったりと、見ていて自分の本当のおばあちゃんのように、大切にしたくなるんですよね。

また、このゲーム何が凄いって、この時代に広大なフィールドはオープンワールドになっており、シームレスに動き回れることです。

『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』

ストーリー
海賊を生業としているテトラと緑衣のリンク。
ある日テトラ達一行は幽霊船に遭遇しテトラは連れ去られてしまいます。
テトラを助けようとするリンクですが、
海の中に落ちてしまいある島へと流れ着きました。

リンクはテトラ救出のため、その島で出会った船長
ラインバックと幽霊船を探す旅に出ます。

2007年当時の機種はDSで発売されました。

風のタクトの続編で操作のほとんどをタッチペンで行うという、一風変わったゲームシステムが特徴です。

今となってはDSとWiiUでしか遊べませんが、これもSwitch2のマウス操作機能を使えば復活できる可能性がありますね。

ぜひリメイクして欲しいゲームです。

『ゼルダの伝説 大地の汽笛』

ストーリー
鉄道が発達したハイラル王国では
機関士が王国で重要な役割を担っている。
ある日、見習い機関士の少年リンクは
機関士の任命を受けるためハイラル城へ向かう。

リンクは王国の王女ゼルダ姫から密かに手紙を渡される。

式の終了後に手紙を読むと、そこには、
ゼルダ姫の部屋に来るよう書かれていた。

ゼルダ姫からハイラル各地で起こっている線路が消失する事件
のことを聞いたリンクは原因究明に立ち向かうことになる。

しかし、大臣キマロキの魔術によりゼルダは身体と魂が分かれてしまい、
魂だけの存在になってしまう。

2009年、DSで発売されました。

これも夢幻の砂時計同様にタッチペンを使ったゲームとなっています。

夢幻の砂時計に続いて、猫目リンクが大活躍をします。

また、面白いシステムとしてゼルダ姫がファントムというキャラクターとなって、手助けしてくれるという点ですね。

このゲームもDSとWiiUでしか遊べませんのでぜひともSwitch2で復活して欲しいゲームです!

ゼルダの伝説の時系列は他の分岐も存在する?

『ゼルダの伝説』の時系列についてはNintendoの公式サイト『ゼルダの伝説 ポータル』
というサイトで時系列がはっきりと書かれています。

その中で今でも論争(?)になるのが『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』と『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』です。


『ゼルダの伝説 ポータル』ではこの2作品はどの時系列よりも一番下の欄に書かれており、
どの時系列にも属していません。


公式な発表としては、どこかの最後の作品であることと『ブレスオブザワイルド』と『ティアーズオブザキングダム』は繋がっているということ。

『ゼルダの伝説』は歴史研究家が様々な文化を研究しカテゴリー化していくように
『ゼルダの伝説』も『ゼルダ史』を研究するプレイヤーがとても多いことでも有名です。


2025年現在ではどこの世界線にも属さないこの2作品ですが、今後は解釈が変わる可能性もあります。

Nintendoの公式発表を待ちましょう。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』

ストーリー
謎の声によって目覚めたリンクは、
声に従い、シーカーストーンを手にする。
眠りにつく前の記憶を失ったリンクだが、老人と出会い、
100年前に起こった大厄災について知ることとなる。

老人は自分がかつて大厄災で命を落としたハイラル王であり、
娘であるゼルダを助けて欲しいとリンクに依頼する。

リンクはハイラル王からパラセールを受け取るとはじまりの台地から旅立つ。

2017年にSwitchとWiiUで発売されました。

ゼルダの伝説の当たり前を見直した名作中の名作。

オープンワールドでありながら、矛盾のないストーリーと見える場所どこにでも行ける圧倒的な自由度。

厄災ガノンを討伐するもよし、地図を完成させるもよし、マイホームを建てるもよし、と何をするのもプレイヤーの自由。

世界を歩き回っているだけでも楽しい作品。

ゼルダの伝説にはいつも驚かされますが、予想を超えて進化するゲーム性には驚かされます。

万人にお勧めしたい一本です。

『ゼルダ無双 厄災の黙示録』

ストーリー
太古の昔より、幾度もガノンという厄災に見舞われ続けたハイラル。
ガノンの復活が予言され、ハイラルは未曾有の危機に瀕していた。

ガノン討伐のために退魔の剣とハイラルの姫が宿す封印の力、
そして各地で発掘された神獣と英傑たちの力が不可欠だった。

ハイラル王の命を受け、リンクとゼルダは今、旅立つ。

2020年11月Switchで発売されました。

これはゼルダの伝説のシリーズではなく、コーエーテクモゲームスによる無双シリーズです。

しかしストーリーがしっかりしており、ブレスオブザワイルドの大厄災の物語を補完してくれます。

また、過去の英傑達で遊べるというプレイバリューが素晴らしいゲームでした。

ブレスオブザワイルドを遊んだ後はぜひとも遊んで欲しい作品です。

『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』

ストーリー
厄災ガノン討伐から数年後、
ハイラル王国は復興への道を歩んでいた。

ある日ゼルダとリンクはハイラル城の地下で
突然発生した瘴気の調査に向かう。

そこでかつてのゾナウ文明の遺跡とミイラ化したガノンドロフを発見する。

その直後ガノンドロフの封印が解け、
ハイラル城は突如として空に浮かび
ゼルダは地底の裂け目へと落下してしまう。

ゼルダを探すリンクの旅が、始まる。

2023年Switchで発売されました。

ブレスオブザワイルドの続編にして、数年後を描いた世界。

いままで地上だけのオープンワールドだった世界が、空と地下と3倍に広がりました。

地図を完成させるだけでも”とんでもない広さ“です!

ゲームとしての完成度は高く、練りこまれたストーリーと圧倒的な自由度で、一生遊んでも遊びきれないほどの広大な世界が待っています。

また今回からゾナウギアというアイテムとスクラビルドという能力を使って、色々な道具を作り出せることが大きな話題となりました!

これによって車や飛行機、ホバーバイクと言った乗り物はもちろん、プレイヤーによっては戦艦やレーザー砲台、遊園地など多種多様なアイテムが生み出されました。

ゼルダの伝説というゲームに限界はないと感動した一本です。

『ゼルダ無双 封印戦記』

2025年7月現在、ニンテンドーダイレクトで発表されているのみです。

2025年冬発売予定です。

ティアーズオブザキングダムのストーリーを補完する無双シリーズ最新作。

ティアーズオブザキングダムでは操作することができなかったゼルダやラウル、ミネルなどで遊べるようです。

ゼルダの伝説は1本ごとの発売の間隔が長いので、無双シリーズを遊びながら、次回作を待ちましょう!

結局、何から始めれば良いの?

ある程度の時系列はお分かりいただけましたでしょうか。

で、結局どれから始めればいいの!?

そう思いますよね?

個人的にお勧めなのは以下の3作品です。

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
何と言っても『ゼルダの伝説』の始まりの物語。
『ゼルダの伝説』の最初の物語が描かれていますので時系列をより深くしりたい人にはお勧めです。
ただし自分のタイミングでジャンプができないことや、とにかくボリュームが多い=話が長いので万人受けはしないかもしれません。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』
上記の時系列をしらなくても問題なく遊べますし、広大なフィールドやどこにでも行ける自由度、それでいて矛盾の生じないストーリーと、どこを切り取ってもお勧めできる作品です。

『ゼルダの伝説 夢をみる島』、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
こちらは上記の2作品とは異なり、2Dゼルダです。
その為、3D酔い(3D視点で乗り物酔いすること)してしまう人やアクションがあまり得意でない人にお勧めです。
等身の低い『リンク』や『ゼルダ』も可愛いですよ!

ゼルダの伝説で1番面白い作品はどれ?

これは論争になる話題ですね!


あくまで個人的な感想としては『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』です。


ストーリーを順番にクリアしていく必要もなく、いきなりラスボスに挑める自由度の高さと広大なマップ。


それでいて間延びが全くないやりこみ要素と何時間でも遊べる面白さです。


さて、『ゼルダの伝説』時系列を簡単にまとめてみましたが、いかがでしょうか。


『ゼルダの伝説』は細かな作りこみが凄いので知っているとニヤリとするネタが色々仕込まれています。


無理にすべてを知る必要はありませんが知っているとより深く楽しめますので


ぜひ参考にしてみてください。

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上之下 皐月
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