ビアンカフローラ論争という言葉をあなたは知っているだろうか。
それは居酒屋で決して口にしてはいけない言葉であり、
それはきのこたけのこ戦争に匹敵する論争であり
我々ドラクエファンの永遠のテーマである・・・。
簡単に説明しますと
ビアンカ、フローラとはゲーム『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』に登場するヒロイン達の名前です。
物語中盤でこのヒロインと結婚するイベントがあるのですが
もちろん選べるのは一人だけ。
さあどちらを選ぶか？
という論争ですね。
この記事ではビアンカフローラ論争について、どちらが人気なのか？
割合はどれくらいなのか？
そんな内容をまとめます。
ドラゴンクエストⅤのネタバレ要素を含みますのでご注意ください。
ビアンカとフローラ 結局どっちが人気なのか
まず大前提の話ですがこの論争、
“週刊少年ジャンプの中で最強キャラは誰だ？”みたいに
結論が出ないことと、あくまでネタとして楽しんで頂ければと思います。
じゃないとシャレにならないんです。
ビアンカ、フローラともにドラクエの中で屈指の人気キャラです。
一般的にどちらが人気があるのか？
参考としてドラクエ用語集まとめwiki内のアンケート結果を見てみましょう。
過去、複数の雑誌において「あなたはビアンカとフローラのどちらと結婚しましたか?」というアンケートが行われており、結果は以下。
何だかんだフローラも一定の人気を得ていることがわかる。
ファミコン通信
1993年3月12日号
ビアンカ 81.6%フローラ 18.4%
Vジャンプ
2000年7月号
ビアンカ68.4% フローラ27.7%
スーパーファミコンでの発売当時はビアンカが圧倒的に人気があることが分かりますね。
そして発売から７年経った後でじわじわとフローラの人気が高まっています。
2004年にPlayStation 2版、2008年にニンテンドーDS版が発売されていますから
今現在はどのような結果になっているか、興味があります。
フローラを選ぶやつは人間じゃないって本当！？
さて、このビアンカフローラ論争。
堀井雄二氏も多くのプレイヤーがビアンカを選ぶ前提でシナリオを作っていたようです。
確かにPS２版やDS版では幼少期に（少しすれ違う程度の）イベントが追加されたフローラに対して
ビアンカはスーファミ版から圧倒的な幼馴染ポジション。
しかも年上！
なんといっても年上！！
姉さん女房！！！
「いじわる。でも いっちゃおうっと」
さくせん ガンガンいこうぜ
ルカニ！ピオリム！バイキルト！
かいしんのいちげき！！
ゆうべはおたのしみでしたね。
で、生まれたのが伝説の勇者ってワケ。
ビアンカとは当時の青少年達の性癖を歪ま・・・
心を鷲掴みにした罪多きヒロインなのです。
当時攻略本の装備欄のイラストでどれだけの青少年が諸々こじらせたことか・・・。
またフローラにはフローラに思いを寄せる人物がいたりして、
主人公がビアンカを選ぶとフローラは無事にその人物と添い遂げ、みんな丸く収まるわけです。
これに対して主人公がフローラを選ぶとビアンカはその後独身を続けており、
フローラを思っていた人物は寂しそうで・・・。
どうやってもビアンカを選ぶべきですよね・・・。
どう考えてもその前提でシナリオが作られています。
でもね。
私はスーファミからDSまで全てフローラを選んでいます。
だって、おしとやかで清楚で青髪で長髪で青髪で後ろ手を組んでいる清楚な青髪ですよ！？
※こじらせ方が酷い。
ちなみに友人たちの間でフローラを選んでいたのは私だけで、マジで喧嘩になりましたよ。
いや、冗談でなく。
さきにお断りしておきますと、私は久美沙織大先生の
『小説ドラゴンクエストⅤ』１～３ハードカバーを高校生で履修し、
ドラクエⅤの主人公の名前はリュカ一択。
いのまたむつみ大先生の描くリュカもビアンカも大好きです。
それでも私はフローラが好きだぁぁぁ！
このように結局は好みで決めるのが一番ですね。
デボラの登場でさらに難しい問題に
さらにややこしいことに、このビアンカフローラ紛争には続きがあるのです。
それは第三の女、デボラの登場。
デボラはDS版で登場したフローラの姉なのですがフローラとは性格が全く違い、一言でわがまま。
いわゆるツンデレかというとそうでもなく、ツンデレみたいな。
ほぼツン。
夫を床に寝かせるのがデフォ。
どうやって伝説の勇者が産まれた？
そしてメタい言い方ですが、性能面でも二人とは異なり、まじんのかなづちを振り回す
戦士系の奥さんなんです。
なお強い模様。
まとめ
さて、この記事ではビアンカフローラ論争について解説しましたがいかがでしょうか。
世の中では居酒屋で話してはいけないネタとして
野球、政治、きのこたけのこ、そしてこのビアンカフローラ論争とも言われています（言われない）。
スーファミのドラクエⅤが発売されてからかれこれ３０年以上経ちますが
この論争は今後も続けられ、答えが出ることはないでしょう。
ただ、それだけドラクエというゲームが魅力にあふれ、
お気に入りキャラの悪口を言われれば、自分の本当の恋人が貶められたように感じるほど
ヒロインが生き生きとしている証拠でもあります。
本当にこのゲームに出会えて良かったな、と思います。
他にもドラクエでは論争になるような話題が多々あるわけでして。
ドラクエで一番好きな女性キャラは？とか。
ドラクエⅪのヒロインはカミュだよなぁとか。
ドラクエⅥのヒロインはハッサンだよなぁとか。
おっと、今回はここまでにしておきましょう。
それでは、また。
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