暇つぶしのつもりで始めたつもりが見事にドハマリしてしまったゲームって少なからずありますよね?
だださんにはいっぱいあります!!
たまたま出来た空き時間になんとな〜く懐かしさを求めていた所に出会った作品。
それが今回紹介する『オクトパストラベラー大陸の覇者』だ!!
ちょっと気になっている方はぜひ今回の記事を読んでみて下さいね♪
今から始めてもまだまだ全然遅くないです、なんなら私もまだまだ序盤にいますから。
※ネタバレはありません。
オクトパストラベラー大陸の覇者ってどんなゲーム?
Nintendo SwitchやPS、PCで大ヒットしたスクウェア・エニックスのRPG「オクトパストラベラー」シリーズのスマホ版タイトル。
昔ながらの2Dドット絵が特徴的な作品で今のところはiOS、Androidのみの対応。
懐かしいドット絵なんだけど、スクウェア・エニックスが開発したHD-2Dという2Dと3Dの良いとこ取りのグラフィック技術を使っているので古臭い感じがありません。
FF6やクロノ・トリガー、ライブ・ア・ライブなどに次ぐ新作を待っていた、スーファミ時代のスクエニ(当時はまだスクウェアか)が好きな方には思いっきり刺さるであろう作品です。
- シリアスで重ためのストーリー(でもコミカルなシーンもたくさん)
- 戦略的かつスピーディで大迫力!美しいグラフィックのバトル
- 退屈どころか、むしろ楽しいクエストやミニイベントの数々!
- キャラの多さと育成要素もガッツリ楽しめる!(必ず推しキャラが見つかる)
- アップデートが頻繁で新要素も続々!
などなど、無料のスマホゲームながら非常に濃厚な作品です。
『オルステラ大陸』を舞台に繰り広げられる本作は、まずはメインストーリーの中から
「富」「権力」「名声」
の3つのうち、いずれかひとつのテーマの選択を迫られます。
各テーマに沿ったミニストーリーとなりますが、どれも同じ世界・時間軸で語られるのでどれから選んでもOK!
「すべてのストーリーをクリアすると最後に合わさって新たなストーリーへとつながる」というスクエニが得意とする例のシナリオパターンですよ。
どれから選んでもOKと書きましたが、レベル上げ効率や特殊なアイテムの入手を優先するなどオススメのルートはあるようですが、損得を考えるプレイばかりではつまんなくね?
好きなテーマから直感で始めれば良いんです。
ちなみにだださんが最初に選んだのは
「権力」!
なんで権力を選んだのかと言うと3つのテーマのうち、ど真ん中に表示されていたからという単純な理由です。
しかし初めに選んだのが「権力」でなければ、恐らくこのゲームを今もプレイしてはいないでしょうね。
それはなぜかと言うと!
音楽は美しく、ストーリーは切なく、懐かしい。
私が本作にハマった最大の理由は何と言っても「BGM」の美しさ!
特に「権力」の舞台となる街『エンバーグロウ』のBGMの美しさに魅了されてこの作品のファンになりました。
他の2つのテーマ「富」「名声」の舞台は暖かい日中でBGMも人間的な雰囲気であるのに対し、「権力」の舞台は『エンバーグロウ』という雪の降る、寒色系で彩られたどこか切なく悲しい雰囲気の街。
『エンバーグロウ』で流れるBGM「白雪舞い落ちる街」という曲は優しく降る雪のような繊細なピアノがとても美しく、プレイ中はひたすら癒やされ涙腺を刺激され、そして確実にα波を出している曲です。
「さて!今夜もちょっとプレイするか」なんて思ってゲームを立ち上げたものの、何の操作も出来ないままそのまま寝落ち…なんてことはしょっちゅうで、なんなら寝るためにエンバーグロウの街に行ってしまうほど。
ストーリーは大人がプレイしても楽しめる、いやむしろある程度以上の大人向けのシリアス&重ための内容です。
舞台が中世の雰囲気ということもありますが、己の欲望に支配されていく魅力的な敵や、さらに深く大きな使命を与えられるストーリーへと展開していく流れや古の力の存在などなど、どことなく懐かしいストーリー。
専門用語連発バーゲンセールのような感じではなく、往年のレトロゲームRPGを彷彿とさせる「心がワクワクするかっこいいストーリー」をやや大人向けにさらにドラマティックに濃くした感じといえば伝わるでしょうか。
伝わんねーな。
ゲームってリアル志向な3Dキャラデザインになるに連れて、動きやセリフもリアルさを求めるようになっていった気がします。
もちろんこのような技術の進化は人間が演じる映像をも超え、感動と驚きばかりなのですが、その反面…
「ゲームっぽい臭いセリフを言うと、めっちゃくすぐったい」んですよね。
だけど2Dドットのキャラならどんなに臭いセリフを言っても違和感がなく、むしろそうでなければゲーム感が薄まるんですよ。
とりあえず何が言いたいかって言うと
こういうゲームがしたかったんだよ!
ということです。
オクトパストラベラー大陸の覇者は魅力的なキャラがたくさん登場!
SwitchやPSなどで楽しめるオクトラⅠ、Ⅱは8人の主人公の物語ですが、大陸の覇者はスマホに特化しているためキャラがものすごーくたくさん登場します!
だってホラ…。キャラがたくさん出てくるってことはね?
マネーの匂いがプンプンするわけですよ。
お気に入りのキャラにきっと出会えるわけですよ。
オクトラの魅力の一つは戦略性の高いバトルシステム。
序盤はまだしも敵を力技でねじ伏せて倒すことは難しく、敵の弱点に合わせて【剣士】・【狩人】・【踊り子】・【学者】などの色々なジョブのキャラを使い分けないといけないんですね。
となると必然的に複数のキャラを育てなくちゃいけないのですが、このゲームはどのキャラも個性的で魅力的だし、そのキャラにしか使えない技がたくさん用意されているので、レベル上げやアビリティを増やしていく作業さえもめっちゃ楽しいんです!
よくあるゲームの設定だと、剣士なら全ての剣士、踊り子なら全ての踊り子に共通した技ってあるじゃないですか?
オクトラはそれが少なく、Aという剣士キャラはこの技が使えるけどバトルによってはBの剣士のほうが全体技が使えるから有利!だから今回はBを使おうと言った感じで戦略を練ることが出来て、それぞれのキャラに愛着が湧いてくるんですよ。贔屓キャラが少ないと言うか全キャラにとても優しいゲームバランスとなっています。
「マーベラス!!」
多様性を重んじる時代にとてもマッチしたゲーム!っていうのはちょっと言いすぎですかね?
ファミコン・スーファミなどのドット絵世代にはたまらない。
思えば私がファミコン・スーパーファミコンをプレイしていた期間は10数年ちょっと?くらいだったので実は2Dよりも3DCGのゲームの方が付き合いが長いのかと気付いて驚きました。
すっかり3Dに慣れてしまった今、スーファミ風の2Dドットでキャラが構成されているオクトラは妙に懐かしい。
昔のゲームは容量の制限というのがあったので、いかにデータを削りながらクオリティを追求するか?みたいな節があったようですが、現代ではそんなことなどほとんど気にすることなく作れてしまうので、1キャラに使えるドット数が多く細かいデザインが可能なのはもちろんのこと攻撃やスキルなどのモーションの数もめちゃくちゃ増えましたよね。
立ち姿一つとってもタテ・ヨコ・ナナメの8方向に加えて後ろ姿も作る必要があって、それに加えて武器を振るアクションや呪文詠唱やアイテムを持ったり転んだり驚いたりなどなど、色んなポーズを作成しなければならないんです。
オクトラも1キャラあたり31〜32個程のモーションがあり、さらにそのモーションに細かな動きをつけるためたくさんの絵が必要となることを考えると、キャラ作成にもかなりの手間がかかっていることがわかります。
昔のようにゼロからすべて作るような作業ではなくもう少しスマートに出来るのかも知れませんが、どうなんでしょう?
やっぱり今でも一個一個の絵を手作業で作るのかな。だとしたら尊敬しちゃいます。
だださんは一時サウンドクリエイターとして制作会社さんと関わりがあったのですが、当時は「ドット絵職人がずいぶんと減ってしまって…」なんて声もチラホラ聞いていたんですよ。
スマホやモバイル型ハードの登場で過去のゲームのリメイクやノスタルジーを求めるプレイヤー、レトロ文化のニーズもそれなりにあり、ドット絵がまた見直されている気がします。
まさに時代は廻るってやつですね。3Dでは味わえない独特の味があるんですよ。
コラボやアプデも頻繁!意外と確率が高いからガチャが楽しい
オクトパストラベラー大陸の覇者にはまだまだ書ききれないほどの魅力が詰まっています!
その一つに他作品とのコラボがあります。
- ブレイブリー
- トライアングルストラテジー
- ファイナルファンタジーⅣ
- ライブ・ア・ライブ
- NieR:Automata
- NieR Replicant
など、スクエニ作品ばかりですが、たった3年でこれだけの作品とコラボを行っています。
2024年10月28日でリリースから4周年!まだ全然遅くない。
気になってたゲームなんだよね…という方は今から始めておけば10月の『4周年イベント』の頃には世界観やシステムにもだいぶ慣れている頃と思います。
アツいキャラを高確率でゲット出来るかもしれない記念ガチャやイベントがきっと用意されるでしょうから今から楽しみです。
新しい作品とのコラボも来ると嬉しいですね!個人的にはFF16とのコラボをしてほしいかも。
あの重くて暗くてシリアスなクライヴの雰囲気がオクトラには合うと思います。
「マーベラス!!」
オクトパストラベラー大陸の覇者ってPCでも楽しめる?
これだけ濃くて長く楽しめるゲーム、唯一の難点はスマホ、タブレット端末のみの対応であるということ。
その分、UIもユーザビリティもとても良くできているのですが、だださんのようなオッサンにはそれでもテキストが細かくて眼精疲労カモン!状態になってしまうんですよ。
iPadでもプレイ出来るのでとても嬉しいのですが、Win・Macにも対応してくれたらクロスプレイも出来るし捗るよな〜とワガママを言ってしまってごめんなさい。
でもこんな素敵なグラフィックのゲームは大きなモニタでもプレイしたいんですよ!
一応はMEmuやNoxPlayerといったエミュレータを使えばプレイ可能とのことですがオフィシャルではありませんし、これらのソフトもMacではOSのバージョンや機種によっては非対応だし…。
ぜひぜひPCでも楽しめるようにお願いいたします!スクエニさ〜ん!!
ということで、今回は私だださんイチオシのスマホゲーム
『オクトパストラベラー大陸の覇者』のテイスティングでした。
オクトラの世界観、そして2D-HDの美しさにハマってほしいですね。
音楽も印象的で全部最高です!
「マーベラス!!」
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