ゼルダっぽいファンタジーでかっこいい名前をつけたい人へ|キャラ・地名・種族名のセンス分析

ゼルダの伝説ネーミングセンス 名前センス・ネーミング辞典

ゲームで使うキャラやチームの名前…なかなかかっこいいのが決まらない!
または良さげな名前を考えている方。

そんな時に
「ゼルダっぽい名前を付けたい…!」って思ったこと、ありませんか?

よくよく思い出すと神話っぽくて、古代っぽくて、でもちゃんと覚えやすい。
ゼルダの伝説シリーズの名前センスって、“王道ファンタジー”の教科書みたいなんですよね。

かといって地味でもなくて……なんか、“ちょうどよくカッコいい”んです。

……全然関係ないけど、
『リンクの冒険』のCMを見て、左手の甲にハイラルの紋章を描いた小学生は、跡を絶ちませんでした。

今回はそんなゼルダシリーズから、
かっこよくてちょっと神聖な“ゼルダっぽい名前”の付け方を一緒に学んでいきましょう!

※この記事を読むのにルピーは必要ありません。

ゼルダシリーズの名前センスは“やわらかくて、神々しい”

ゼルダシリーズは初代からミステリアスな雰囲気と神話っぽいイメージがあいまって
なんだかわかんないけど”ワクワク”する響きがあります。

ファミコンのディスクシステムというハード自体がまぁまぁミステリアスな立ち位置でしたからね。

あと当時の任天堂はディスクシステム導入による容量アップの恩恵を受け”謎の村雨城”とか”光神話パルテナの鏡””鬼ヶ島”など、それまでのファミコンの常識から一気にレベルアップしたストーリー性のある作品の提供と進化を目指していたのかも知れません。


そんな中でも今でも大人気のゼルダシリーズ!!

“神話の資料集を開いたらポップな名前が飛び出してきた”みたいな、
謎のハイブリッド感ある名前が多い印象です。

しかも、どれもこれも覚えやすい。←これ重要!!
でもよく聞くと「何語!?」みたいな単語も混ざってる。


● 音がまるい。名前もまるい。

  • ゼルダ(Zelda)
  • リンク(Link)
  • インパ(Impa)
  • ナビィ(Navi)
  • ファイ(Fi)
  • ハイラル(Hyrule)

共通点は、語尾が優しい。発音で口が尖らない。
全体的に「やわらかめネーム指定で作ったRPG」みたいな仕上がりなんです。

リンクに至っては、「お前、本当に名前か!?」っていうレベルのシンプルさ。
でもね、それがいいんですよ。シンプル・イズ・勇者。

● 正統派語源もあれば、“ゼルダ語”っぽい造語も混在

  • 「ゼルダ」はドイツ語由来で“戦う乙女”説もあるけど、
     日本で定着したのはほぼ「ゼルダ姫」という完成形パッケージ。
  • 「ガノンドロフ」はもはや存在が重い。名前にも鈍器が詰まっている。
     余談だがビーフストロガノフって音を初めて聴いた時ガノンが頭をよぎりました。
  • 地名も「ゲルド」「ロフトバード」「カカリコ村」など、“言えそうで言えない”レベルの発音難度が絶妙。

● 味わいが“ゼルダ風”になってる

  • 名前が全体的に“古そうで古くない感”に満ちてる
  • 現実の言語にはなさそうだけど、「古代文明にありそうな気はする」みたいな絶妙さ
  • ゴロン族、シーカー族、ゾーラ族…種族名が完全にブランド化してるのもポイント

ゼルダの名前って、じつはものすごく計算されてるのに、
その“頑張ってつけた感”を全然出してこないんです。

自然体で、だけど忘れられない。
そんなネーミングセンスが、ゼルダシリーズの空気感を形づくってるんですね。

任天堂恐るべし!!

リンク、ゼルダ、ガノンドロフ—名前だけで3すくみ完成してる件

ゼルダのキャラ名って、
もうその響きだけで「勇者・姫・魔王」の構図がパッと脳内再生されるんですよ。

なにそれ。センスの暴力じゃん。

ゼルダイメージ

リンク|世界一“地味なのにカッコいい”名前代表

  • 名前の意味:英語で“つなぐ”。まさかの動詞。しかも名詞もある。
  • 響きの強さ:強くない。でも“沈黙の強さ”がある。
  • インパクト:なんか、いつの間にか好きになってる名前ランキング1位。

ポイント:

「リンク」って名前、インパクトはめっちゃ軽い。
でも本人は崖から飛び降りるし爆弾投げるし火の玉に突っ込むしで、
行動が重すぎて“名前と性格の重心バグってる感”がたまらない。

あと喋らないくせに全員と友達になってくやつ。
陰キャの理想のかたまりか。

ゼルダ|名前からして“自分でラスボス倒せそう感”ありすぎ姫

  • 名前の由来:ドイツ語の女性名「Griselda」から?
    でも多くの人は「ゼルダ=姫」で脳に刻まれてる。
  • 響きの強さ:エレガント寄り。でも“Z”の時点でちょっとカッコいい。
  • イメージ:神秘系プリンセス。賢いし強いし変身するし、もう人間じゃない。

ポイント:

「ゼルダの伝説」ってタイトルだから主人公がゼルダかと思えば、リンクが9割働いてるの完全にブラック企業構造。
しかも最近のゼルダ、弓撃つわ透明化するわで
普通にプレイヤーより戦闘能力高そうなときある。

ドイツ語っぽい響きはいつでも人気!

ガノンドロフ|名前の音圧で5体くらい敵消し飛ばしてそうな魔王

  • 響き:ガンッ!→ノォォ!→ドロォォフッ!!の3連撃
  • 語感の武装度:もはや名前が武器カテゴリ
  • カタカナの圧力:「ドロフ」って最後に付ける勇気、尊敬しかない

ポイント:

名前からして「明らかなラスボスだけど愛されてる」感がある。
ガノンでも十分なのに、わざわざ“ドロフ”つけることで
「人間バージョンもありますよ」ってお知らせしてるのが謎の丁寧さ。

しかもたいてい2〜3回変身する。
変身フェーズ多すぎて、もう“名前”も第3形態ある説ある。

おまけ:インパ/ミドナ/ティア

  • インパ:絶対頼れる系サポート枠。名前短いくせに超重たい責任感のかたまり。
  • ミドナ:名前も顔も立ち位置もオシャレすぎる。
  • ティア(ティアーズ):涙のくせに世界を変えちゃう。ゼルダのネーミングセンス、侮れない。

ゼルダのキャラ名は、
短くて覚えやすいのに、設定や性格とぴったりリンク(これは動詞)してるのが最大の魅力。

「名前ってやっぱり世界を作る要素だな…」って思わせてくれるんだから、
ゼルダシリーズはほんとに名前のセンスがずるいですね。

技・地名・種族・肩書きまで、ゼルダの名前はセンスの宝石箱

地名や技、種族名までネーミングのセンスが抜群のゼルダシリーズ。

どれも“一発で耳に残る”という絶妙なバランス。
このセクションでは、そんな“センス語”たちを紹介していきます!

デスマウンテン|いきなり物騒なのに、なぜか愛着湧く山

紹介:
初代から登場するゼルダ界の超有名ランドマーク。
「死を意味する山」なのに、なぜか“いつもそこにある安心感”を感じてしまう。

分析:
「デス+○○」ってネーミングは古今東西よくあるけど、
マウンテンをつけることで一気に神々しい“神話的地名”に昇華されてる。

ポイント:
ネーミングセンスとしては、「怖さ」と「大地感」の融合が上手い。
『○○マウンテン』系はネーミング素材として万能なので、創作にも応用しやすい!

ハイラル王国|“ファンタジー風なのに馴染む”音の魔法

紹介:
ゼルダ世界の中心地。「Hyrule(ハイラル)」という響きは、実はかなりの造語感あり。

分析:
「ハイ(高い)」+「ルル/ルール?」みたいな響きが合体してて、
“神聖で優しそうだけど、強そうでもある”っていう絶妙なバランス。

ポイント:
ネーミングセンスとしては、「自然界と神話を繋ぐような語感」。
“造語っぽいのに、由来がありそうに聞こえる”っていうのが大事。

ゲルド族/ゾーラ族/ゴロン族|種族名がそのままブランド

紹介:
ゼルダ世界に登場する個性的な種族たち。
それぞれの名前が、“見た目と文化を連想させる音”になっているのが特徴。

分析:

  • 「ゲルド」は硬そうで風っぽい音
  • 「ゾーラ」は水が流れる感じの語感
  • 「ゴロン」は丸くて重そうな響き

これ全部、“音だけで種族の属性を連想できる”っていう超高度なネーミング設計。
ゼルダを知らなくてもイメージできる音の響きの不思議さがあります。すごいセンス。

ポイント:
ネーミングセンスとしては、「響きと見た目/属性のリンク」が完璧。
創作で種族名やチーム名をつける時にも、“音と印象を一致させる”のは大きな武器ですね!

神殿名・アイテム名|いちいち意味深でカッコいい

紹介:
「時の神殿」「魂の神殿」「天空の書」など、ゼルダの命名は“言葉の意味深さ”がすごい。

分析:
たとえば「魂の神殿」って名前。
べつにシステムが明確に設定されてなくても、
「うわ…なんか大事な場所だわ…」って思わせる力がある
これは他のファンタジーRPGでも言えることですが王道的センスですよね。

ポイント:
ネーミングセンスとしては、“深読みされそうな名前”は正義。
読者・プレイヤーに「勝手に妄想させる余地」を残すと名前が生きると思いませんか?


ゼルダの「センス語」たちは、ただのファンタジー単語じゃありません。

・音で意味を持たせる
・属性と響きを一致させる
・妄想の余地を名前に込める
・ちょっと丸みを帯びた響きをもたせる
・“古代語っぽさ”をほのかに漂わせる

この5つを意識するだけで、“ゼルダっぽい名前”の世界観が再現できるんです!

ゼルダっぽい名前をつけるには?|創作・配信名への応用ヒント

ゼルダシリーズの名前たちをふり返ってみると、
「この方向性で、自分でも考えてみたいな…」っていうの、意外と多くないですか?

実際に創作や配信名などで、“ゼルダっぽさ”を出したい人のために、
軽くアドバイス的なヒントを置いていきますね。

音に「神聖感」や「やわらかさ」を込める

「ゼルダ」「ナビィ」「ファイ」みたいに、
発音がまるくて、語尾がスーッと抜けるとゼルダ感が増します。

地名や種族風の名前にしてみる

「○○族」「○○山」「○○神殿」みたいに、
固有名詞+属性で組み合わせると、それっぽい固有ワードになります。

語源不明の造語でもOK

「それっぽいだけで意味はよくわからん」っていうのが逆にゼルダらしい。
聞いた人が勝手に神話とか伝説を感じてくれます。

名前に“音のリズム”を入れる

たとえば「ロフトバード」や「カカリコ村」みたいに、
繰り返しやリズムが心地よい名前はすごく印象に残ります。

まとめ

ゼルダっぽい名前をつけるなら、
カッコつけすぎず、やさしく、ちょっと神秘的に。

そして時には意味がわからないけど“意味がありそう”な響きを選んでみてください。

それだけで、あなたの世界にも
どこかの神殿がひっそり出現するかもしれません。

以下では、ゲームタイトル別の“ネーミングセンス”をジャンルごとにまとめています。

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