お金をかけないガーデニング 初心者にもオススメのおしゃれな庭作り

今年も最高気温40度を超える地域が出るほどの暑い夏になりました。

熱中症警戒アラートが連日発令されていましたが、9月に入ると猛暑も一段落。

園芸店やホームセンターの店頭に、秋冬の花苗や秋植え球根が出始める季節になりました。

ガーデナーさんや、これからお庭づくりをしようと思われている方はワクワクする時期ですが、花苗や資材をあれこれ揃えてガーデニングを始めると、費用がかさむのが現実です。

そこで、ガーデニングにかかる費用を抑えるコツをお教えします。

お金をかけないガーデニングのコツ① 資材はレンガを活用して

まずは花壇の区切りやアプローチの整備をして、植栽する部分とそれ以外を明確に分けると、ガーデニングらしい形になってきます。

一番手に入りやすく安価で、使い勝手が良い資材はレンガですね。

地面に敷けばタイル風に、縦に立てて並べれば花壇の縁になります。

敷き方や積み方によって印象が変わるので、様々なパターンを検索して試してみることをオススメします。

そして、同じ色味のレンガはどこにでもあるので、買い足す際にも困ることがありません。

また、色味や風合いが違うレンガが混ざっても、それがまた味があるように見えてしまうのもレンガの魅力です。

私は、アプローチ(門から庭への通り道)に前の住人が庭に残していったものと、実家に余っていたレンガを敷き詰め、0円で3メートルほどのレンガの小道をつくりました。寄せ集めのレンガでしたが、それなりに趣のある小道が出来上がりました。

オススメなのは、レンガはできるだけコンクリートやモルタルなどで固定しないこと。

お庭のレイアウト変更が容易になりますし、何度でも再利用できるので買い直す必要もありません。

お財布と相談しながら、ここだけは!という場所には、お気に入りの少し高価なレンガを取り入れてみるのも良いかと思います。

お金をかけないガーデニングのコツ② 花は苗ではなく種から育てる

店頭で見かける、ビニールポットで売られているポット苗。安くて100円から、500円を超えるものもあります。

気に入った苗を色々選んで買いたいところですが、あっという間に1000円、2000円とお札が飛んでいくことに…。

そこで、苗売り場ではなく、種売り場を覗いてみてください。

種ならば、1ポット程度の金額で、たくさんの苗を手に入れることができます!

植えるだけの苗に比べると多少育てる手間はかかりますが、今販売されている種は改良が進み発芽率が良く、失敗する心配はあまりないようです。

種の一袋には一色のイメージがあるかもしれませんが、「ミックス」と書いてある種の袋であれば、数色の種が入っているので、一袋で十分楽しむことができますよ。

また、一袋に数種類の花の種が入っていて、蒔くだけでお花畑のようになる商品もあります。

これなら自分で花の組合せを考えなくても、勝手に素敵な花壇が完成しますね。

お金をかけないガーデニングのコツ③ 挿し木・挿し芽で増やす

私はバラが好きですが、バラの苗は3000円前後するので、あまり気軽に買うことはできません。

そこで、バラを剪定した際には、いつも切った枝で挿し木をしています。

こうすることで、お気に入りのバラを増やすことができますし、万が一枯れてしまった場合も、挿し木の株が残っていればまた数千円で新しい苗を購入する必要もなく、株を失ったショックが少なく済むのです。

草花の摘芯をした場合も、切った茎は捨てずに土か水に挿します。意外と根がつくことが多いですよ。

苗を買い足す前に、切った茎から増やしてみると、かなりの節約になります!

(販売目的で増やすことは種苗法で禁止されておりますので、個人で楽しむ範囲で挿し木挿し芽を育ててくださいね)

お金をかけないガーデニングのコツ④ 花友さんをつくる

ガーデナーさんは、周りに意外とたくさんいます。

私もご近所さんやママ友が、実はガーデニング好きだったということを後から知り、お花の友達=花友さんになった方が何人かいます。

「こぼれ種で増えすぎちゃって、捨てるのも忍びないからもらってくれない?」

と、苗を分けていただいたり、ホームセンターのセール情報などを交換したりして楽しんでいます。

花友さんのお庭の花を見せていただけると、育ちやすい環境がわかったり、咲いているイメージがしやすくなるので花の選定の参考になります。

花友さん同士の情報交換によって、無駄な出費が減らせるのは大きなメリットですよね。

ガーデニング 初心者さんでも 楽しめる庭づくりゲームが登場

せっかく買った苗をうまく育てられなかったら…イメージと違ったら…

という心配は、ガーデナー、特に初心者さんにはつきものですよね。

実際のお花を育てる前に、シュミレーションできたらいいな、と思う方は多いのではないでしょうか。

それが叶うゲームが、発売されました!

2024年5月に3goo(サングー)より発売された「ガーデンライフ:夢の庭を作ろう」は、Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4向けソフトとして発売されました。

今までのガーデニングゲームと言えば、パズルのように箱庭感覚で庭を組み立てていくようなものが主流でしたが、「ガーデンライフ:夢の庭を作ろう」は、ガーデニング専門家が開発した園芸シュミレーションゲーム。
120種以上の植物と245種以上のデコレーションが用意され、本格的な園芸シュミレーションを楽しむことができるゲームです。

2種類のモードが用意されており、ストーリーに沿ってゲームを推めるストーリーモードと、自由度の高いクリエイティブモードがあります。

ストーリーモードは、のどかな村の郊外にある、荒廃してしまったコミュニティガーデンが舞台。

急死してしまった管理人の意思を引き継ぎ、プレイヤーが隣人たちと協力してコミュニティーガーデンを蘇らせるストーリー。

隣人の依頼を達成したり、ブーケを販売して資金を貯め、花の種や用具などを買い揃えていきます。

ガーデニングの知識がない初心者ガーデナーさんでも、生前にしたためていた管理人のTO DOリストや植物図鑑を見ながらゲームを進めて行くことができるので、自分のペースでガーデニングを学びながら楽しめます。

クリエイティブモードは、すべての花の種を所持している状態でスタートし、アイテムの制限がなく自由に使えます。庭造りを自由に行いたい方はこちらのモードがおすすめです。

秋春のガーデニングシーズンに向けて、花のレイアウトなどをシュミレーションするのもオススメ。

また、実際の開花時期に関係なく花を咲かせることができるので、もしこの組合せで咲かせることができたら…なんて妄想もゲーム内で叶えられます。

ここまで本格的な園芸シュミレーションができるゲームはなかなかないです。

お金をかけない庭づくりはスマホアプリでも楽しめる

そこまで本格的なガーデニングがゲームでできなくても気軽に楽しみたい!という方には、無料のガーデニング・農場ゲームやアプリも発表されています。

いくつかご紹介しますね。

【リリーのガーデニング大作戦】

災難続きだったリリーが、亡くなった大おばさんの広大な庭を相続するために、庭をリフォーム・デザインしていくストーリ&パズルゲーム。

相続するための条件は、30日以内に荒れ果てた広大な庭を美しい姿に戻すこと。

パズルを解いてタスクを達成し、星を集めてステージクリアして、ゲームを進めます。

庭を彩るアイテムは、3種類から自分の好みのデザインを選べ、好みの庭に変化させていきます。

リリーをはじめ、一癖ある登場人物たちのストーリーは意外な展開を見せるので、ワクワク・ドキドキしながら楽しめますよ!

【LINEブラウンファーム】

LINEのくまのキャラクター「ブラウン」になって農場を経営。

収穫したり販売・配達することで農場を拡大していきます。

ブラウンはなんと50種類!おなじみのLINEキャラクターたちも次々登場します。

キャラクターたちと会話を楽しみながらゲームを進めるのも楽しいポイントです。

【ムーミン ようこそ!ムーミン谷へ:箱庭・街づくりゲーム】

絵本のような世界観が広がる、癒し系の箱庭シュミレーションゲーム。

あのムーミン谷で街づくりや箱庭づくりが楽しめます。

可愛らしいムーミン谷のキャラクターたちが次々登場して動き回るので、ムーミンの仲間たちに癒やされながらゲームを堪能できます。

作物の栽培、ガーデニングなど箱庭(ハコニワ)の楽しい遊びが盛りだくさんで、ムーミンファンもそうでない方も楽しめるゲームです。

ガーデニングゲームで無理をしない庭仕事を

最近は、温暖化などの環境の変化でなかなかガーデニングがうまくいかないこともあります。

また、暑い時期や寒さ厳しい時期に庭で作業をして体を壊してしまっては大変です。

体にもお財布にも無理のない範囲で、ガーデニングを楽しむのが良いですよね。

それでも庭仕事がしたくてウズウズしてしまうガーデナーは、ゲームで解消しましょう!

ご紹介したゲーム以外にもガーデニングゲームは色々あります。本格的園芸シュミレーションをしたいのか、美しい花の画像に癒やされたいのか等、それぞれの基準で選んでみてはいかがでしょうか。

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