ファミコン隠れた名作 RPGの傑作 ゾンビハンター アイスを食べなくても買えたのね

ゲーム大好きのだださんです。

今日は連休最終日&お盆休み最終日ということで、気が付けばたいしたお出かけもせずにのんびり過ごした一週間でした。
2人の子どもがいる我が家にとって夏の必需品と言えばやっぱりアイス!
アイスと言えば、今で言うコラボ作品的なファミコンソフトがあったよね…と思い出した作品を今回は紹介!
題して今でも十分面白い【ファミコンの隠れた名作 RPGジャンルの傑作たち】シリーズを始めたいと思います!

今回はその第一弾!ということで、いきなりそこそこのマニアックソフトですよ〜。

ファミコン隠れた名作 ゾンビハンター

\ハイスコア♪/

ズォンヴィヴァンヴァー

 

この時点で「そうそうそうそう!」と思ってしまったあなたはアラフォーorアラフィフですね?
なんとか音声として認識できるビットレート8bit サンプリングレート16kHzくらいだと思いますが当時ファミコンから声が聞こえてくるだけどちょっと「おっ!?スゴイ!」と感じたものです。

このゲームのタイトルは「ソンビハンター」
当時読んでいたハイスコアというゲーム雑誌があったのですが、それを発刊していたハイスコアメディアワーク社より発売されました。
ジャンルは今で言うところのアクションRPG。
当時のファミコンソフトは理不尽な設定だらけというのがファミコンキッズの中でも常識でしたが、本作にはその様なことも無く、アクション要素、RPG要素が良い感じに設定されているとても楽しめる作品でした。

さて、今日はこの辺にしてセーブするか〜。
は!?セーブ機能はおろか復活のじゅもん的なパスワードもないんかい!!!!

ファミコン隠れた名作 ゾンビハンターはどんなゲーム?

横スクロール型の基本はアクションゲーム。
操作するキャラクターは黄色(というか恐らく黄金だと思う)の全身兜と鎧姿の勇者「ゼビ」。

ーパルマと呼ばれる風・水・火・土を司る4神に守られた国があった。ー
そしてこの国は「ライフシーカー」と呼ばれる聖なる天秤によって調和が保たれていた。
しかしそんな「ライフシーカー」を盗み、地下深くに逃げ込んだドルゴ(元・神々に仕える司祭)という曲者のおかげで
この国は輝きを失っていってしまった…。つまり秩序が大乱れということですね。

そこで風の精霊エアリアルから部下であるビューズへの「誰かライフシーカー奪い返せる勇者探してくれない?」というトップダウンにより選ばれた勇者こそがあなた自身でもある「ゼビ」。

そしてドルゴはもはや魔王と化し、ライフシーカーの力を使って無数のゾンビを蘇らせた…。
ゼビはそんなゾンビが棲み着く地下迷宮へと足を踏み入れる。
魔王ドルゴと勇者ゼビとの生死をかけた戦いが始まった!

…なんで!?

もともと神々に仕える司祭であったドルゴさん、よっぽど嫌なことがあったのでしょうか。
そして突如選定されたゼビさんも大変。

 

そしてプレイ当時、結構よく出来ているなと思ったのが横スクロールなんだけどサクサクは進めないということですね。

【戦わずして逃げることは許されない!】
RPG要素を組み込んでいるということもあって、敵と遭遇したからにはしっかりとそれを受け止め、退治しなければならないのです。今いる画面が固定されてその画面内で戦うというのが基本パターン。
あるいは敵が画面の外まで出ていけばバトルも終わる。
戦闘が始まった場所から先には進めないけどスタート地点までは(画面の左に向かう)戻ることが出来るので一時退避することも出来と言えば出来る。
ここまで書いて気付いたのですが「エンカウント制」と書けば一言だったじゃないですか。

で、ここからがRPG要素なのですが敵を倒せば経験値やお金がゲット出来るし、たまに宝箱からアイテムもゲット出来る。
すぐに敵が強くなっていってしまうので、レベル上げもして行きたいのだけれども序盤では入る経験値もそこまで多くないので、結局頑張って先に進まないといけない。
こういうところがアクション要素がしっかり出ているところでした。

電源を入れて件のタイトル音声を聞いたらすぐにゲームが始まってしまうので当時は説明書を読んで色々と世界観を妄想したものです。おかげで40歳を過ぎた今でも妄想癖が治りません。

ゲームの開始前にちょっとしたプロローグくらいは見たかったところです。
まぁプロローグ的なことは説明書なりハイスコア本誌を読め!ということですね。納得!

ファミコン隠れた名作 ゾンビハンターが欲しくてアイスを食べた

発売は1987年ですが、当時エスキモーから発売されていた「ソンビハンターアイス」を食べて懸賞に応募しないと貰えないというまるで任天堂の「マイクタイソン パンチアウト!」のような幻のソフトだと思っていました。

ハイスコア読者だっただださんもゾンビハンターを当てるべく、このアイスを何度か食べたことがありますがグミ入りでめっちゃ美味しかったことを覚えています。
赤いアイスで果実系の味が特徴的だったのですがあの味、なんだろう。
例え様がないのですが、独特の子供向けの悪い味なんですよね〜!
いま食べたらタイムスリップしそうな感じ。なんでもかんでも美味しくなった今の時代ではもうあまり作れない味かもしれないですね。結構好きだったな。

ゾンビハンター欲しさに口の中を真っ赤にしてまでアイスを何本も食べ、ひたすら応募をしてはハズレを繰り返した懸賞ゾンビが後を絶たなかったとか…。

ファミコン隠れた名作 ゾンビハンターは今でも面白い

そんな本作ですが、数年後に近所の中古ゲームショップで売られているのを見た時は足がガクガクして腰が抜けそうになりました。

ここここれは!!あの伝説のゲームじゃないかと。

中古とは言え、まさか普通に買えるようになっているとは露知らず、大興奮した私はそこそこの金額でしたがなんとか貯金をくずして購入しましたよ。

すでに小学校の高学年になっていた私は自分の意志でソフトが買えるようになり、一人前になった気がしていました。

ソンビハンターの発売された年は1987年でしたので、ドラクエⅡやファイナルファンタジーなどの超メジャータイトルやディスクシステムなどでもリンクの冒険などの人気作品が出始めた頃でまさにファミコンの絶頂期に当たる年と言っても過言ではないでしょうね。
お…、何かと話題になった問題作、名作「レリクス 暗黒要塞」もこの年ですか。
なかなかすごい年ですね。

この作品が出る頃にはゲームシステムの参考となるようなビッグタイトルもたくさんあったことと、さすがはゲーム情報誌を発刊していた会社ということもあり、システム面は結構練られていた作品だと思っています。

武器や回復、サポートアイテムなどもあるのですがじゃぁそれをどうやって装備したり使うのよ?というのはワルキューレの冒険のようにスタートボタンを使うことでメニュー画面に入ったり、ちゃんとアイテムショップがあったり(説明書を読まないと入り方がわからない)、扉を開けるためのカギがあったりとRPG要素がしっかりしている。
また、ショップに入るための入口も隠し要素がたっぷりあって、ここ怪しいよな…と探索させる要素もしっかりある。

アクション要素も高く、敵はそれなりに手強い。でも一番手強いのはアイテムやお金が入った宝箱!
画面内にいる最後の敵を倒さないと出てこないため、そいつに逃げられたら宝箱は出ずにこれまでの戦いも経験値以外は水の泡に…。
さらに5秒で消える宝箱ってどうなのよ!?回復アイテムをゲットした時は喜びもひとしおでした。

また、穴に落ちたらどうなってしまうの?と思えば、アクションではあるがRPGなので即死にはならない。
落ちた先には敵がいて(まぁまぁ面倒な敵だったかも)バトルを終えることで穴に落ちる前の地点に戻ることが出来る。

今振り返ってみても、結構細かい部分まで作り込まれた作品だったのだなと感じています。

やりこみ要素もたっぷりあるのだから、それだけにホントに惜しいところは一つだけ!

なんでセーブ出来ないのよ…

まだバッテリーバックアップ機能が一般的では無かった時代だけれども。
パスワード形式で良いから欲しかったセーブ機能。そうすれば、じっくりとレベルアップを楽しんだりアイテムショップを探したりと長く楽しめた作品だと思います。なんせそうでないとクリアまでの時間が掛かり過ぎ…。
ゲームは一日一時間という高橋名人のルールをガン無視してしまう。
そうでなくても、難しいこのゲームにはコンテニューもないので、これだけはホントに惜しかった!

しかも序盤のステージでゲームオーバーになると女性の声で

しっかりしろよ!

なんて言われる始末…。
こんなボイスを入れる容量があるのならセーブ機能が入れられたのではないか!?と「しっかりしろよ!」はこっちのセルフだと言いたい。
でも大好きな作品でした。結局私は難しいのと時間がなくてクリアには至りませんでした。

Nintendo Switch Onlineで配信されていないかな?と調べてみたけれども今のところはありませんでした。

ファミコンソフトの中でも今でもきっと面白い、隠れた名作でもありレアソフトのゾンビハンター。

機会があればもう一度プレイしてちゃんとクリアしたい作品です。

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DADA -だださん-
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