ポケットモンスター、縮めてポケモン。
2025年10月には新作Pokémon LEGENDS Z-Aが発売予定です。
これは2013年に3DSで発売されたポケモンXYのカロス地方、ミアレシティが舞台です。
しかしこのポケモンXY、インターネットで調べると酷いという評価がちらほら。
この記事ではポケモンXYが本当に酷いのか?
調査して解説します!
ポケモンXYって、ひどいと言われているの?
なぜポケモンXYはひどいと言われているのでしょうか?
ユーザーの声は(国内や海外ユーザー)
確かにインターネットで調べてみると賛否両論・・・というよりは否定的な意見が目立つ傾向があります。
調べた意見をまとめると次のようになります。
ー否定派の声…
ー肯定派の声…
・ポケモンXYを他作品と比較してみた
色々言われていますがポケモンXYを他作品(主に過去作)と比較してみます!
ストーリーが一本道
これについてはそもそもポケモンのストーリーは一本道です。
ポケモンSVになって初めて、オープンワールドになり好きな順番で攻略ができるようになりました。
※しかしストーリーは変わるわけではなく、一本道なのは変わりません。
ポケモンの楽しみ方はストーリー攻略や図鑑完成、対戦など人それぞれ。
色々な遊び方があるのが、ポケモンの魅力です!
ダウンロードコンテンツ、アップデート版がなかった
最近の作品では当たり前に追加されるダウンロードコンテンツですが、当時としては仕方なかったところでしょう。
そしてポケモンルビーサファイヤに対してのポケモンエメラルドやポケモンダイヤモンドパールに対してのポケモンプラチナ、ポケモンBWに対してのポケモンBW2など、アップデート版があるのに対してポケモンXYについてはZにあたる作品はありません。
次作のポケモンサンムーンでは発売のわずか1年後に完全版であるウルトラサンムーンを発売しており、これはこれで批判が出ました。
ポケモンXYではポケモンのモデリングを3Dにしている分、開発の手間がすごかったはずで余力がなかったと思われます。
過去作に比べて簡単すぎる
これは理解できる意見です。
というよりも、それまでのポケモンは今の視点で見ると不親切なところが多々ありました。
時代的に仕方がないことですが、それまでのRPGでは経験値を稼ぐ時間が必要でプレイ時間の大半が経験値稼ぎを求めるバランスでした。
ポケモンXY以前のポケモンでは、ポケモンを交代させることによって経験値が他のポケモンに入るようにしなければならず、これはすごく面倒でした。
そして経験値が少ないのでポケモンBWでは大量の『タブンネ(いわゆるはぐれメタル的なポケモン)』がプレイヤーの犠牲になることに・・・。
ポケモンXYではこの点が大幅に改良され、経験値稼ぎなどはすごく楽になり遊びやすくなったと思います!
メガシンカが微妙、対戦環境がメガガルーラ一択
ポケモンの姿と能力が大幅に変わるポケモンXYを代表するシステム、メガシンカ。
この作品以降、Z技やダイマックスなどその作品ごとにポケモンを強化するシステムが導入されるようになりました。
メガシンカに対する批判としては特定のポケモンしかメガシンカできず、運営に愛されたポケモンのみの特権であること、そしてメガガルーラという超絶ぶっ壊れポケモンを実装したことで、対戦環境はメガガルーラばかりとなっていたことなどが挙がります。
特にメガガルーラについては何も言えません。
当時を知る者としてはガルットモンスターなどと呼ばれていましたし、コイツをいかに攻略するかが対戦のカギだったり(先にメガガルーラを出したもん勝ちみたいな)。
しかし、対戦環境で上位のポケモンが叩かれるのはどの世代でも同じですし、これはこれでメガガルーラ攻略を考えるのが楽しかったですけどね。
メガシンカについては確かに調整不足でしたが、過去のポケモンの姿が変わるのは良かったので私は好きでした。
ポケモンファンとしてポケモンXYを評価してみる!
私はポケモンBWから始め、今に至るまでプレイをしています。
そして本格的にはまり始めたのはこのポケモンXYからなんです!
リアルタイムでプレイしていたファンとしてポケモンXYを客観的に評価してみます!
グローバル通信のさきがけ
ポケモンBWで私は対戦をしていなかったのでその前提でお話しします。
私がポケモン対戦にのめりこんだのは、このポケモンXYが最初でした。
PSS(プレイヤーサーチシステム)と呼ばれたこのインターネット対戦のおかげで世界中の誰とでもいつでも対戦ができるようになったのです。
このシステムは本当に画期的で、これを機にポケモンの育成を真剣に勉強を始めました。
そしてポケモンの交換においてもゲーム機を持ち寄る必要もなく、世界中のプレイヤーと交換ができるようになりました!
※その結果怪しい色違いポケモンが大量に出回るのですが・・・。
育成面が分かりやすくなった
ポケモンの対戦ガチ勢には当たり前のことですが、ポケモンには『努力値(基礎ポイント)』と呼ばれるマスクデータがあり、これの配分は対戦での勝敗を分ける重要な要素だったんです。
これがあるおかげでポケモンの対戦においては「旅パは捨てろ」の格言があるわけですね。
細かな説明は省きますが、ポケモンに振ることのできる『努力値』には上限が決められており、特殊攻撃系(魔法攻撃みたいなもの)のポケモンに物理攻撃の努力値を振ると不要どころかその分特殊攻撃に振る『努力値』が減るのでむしろマイナス。
そしてこの『努力値』はBWまでどれくらい振られているかステータス画面で確認ができませんでした。
どうしていたかって言うとどのポケモンを何体倒したか数えて計算していたのです・・・。
ポケモンXYではステータス画面で『努力値』の値が分かるようになったので育成がとてもしやすくなりました!
またポケモンXYでは『群れバトル」と言って一挙に複数体野生のポケモンが現れることもあり、『努力値』稼ぎが非常に楽になりました。
ポケモン育成の敷居が下がったわけで、結果的に対戦にはまる人が増えたわけですね。
※またメガガルーラにボコボコにされるのですが・・・。
ポケモンが3Dでぬるぬる動く!
ポケモンBWまではドット絵だったポケモンが、ポリゴンで動きまくったときの衝撃は凄まじかったです。
だから私にとってポケモンXYは正にポケモンの歴史を変えた作品なんです!
・ポケモン最新作Pokémon LEGENDS Z-Aが発売されます!
2025年10月16日にポケモン最新作、Pokémon LEGENDS Z-Aが発売されます!
先ほど述べましたように、ポケモンXYのカロス地方の都市、ミアレシティが舞台なので私のようなリアルタイムでプレイしていた世代には嬉しい限り!
ネタバレ要素を含むのであまり言及しませんが、ストーリー的な繋がりがあるので、PV見ただけで泣ける要素てんこ盛りです!
そしてメガシンカ復活!
戦闘システムが全く別物になっているので非常に楽しみです!
・まとめ
この記事ではポケモンXYの評判について調べてみました。
酷い、面白くないという否定的な意見はリアルタイムでプレイしていた、というよりも今のポケモンから遡って遊んでみたら微妙だった、というものも多くその評判が一人歩きしている印象でした。
ポケモンXYが発売された当時の衝撃はいまも覚えていますし、同時に始まったアニポケのポケモンXYは、シリーズ最高峰ともいえる作画とストーリー性でこちらも夢中になって見ていました。
今のシステムで見れば粗が目立つかもしれませんが、登場ポケモンを3Dモデルにしり、グローバル通信での対戦、交換などシリーズの分岐点となった名作であることは間違いありません!
もし3DSをお持ちであれば、Pokémon LEGENDS Z-A発売までに遊んでみてはいかがでしょうか?
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