ドラクエ11 ロウの声優は麦人(むぎひと)さん!|かわいそうすぎる過去と“おじい枠”の本気に泣く

ドラクエ11のキャラたちをゆる〜く紹介していくシリーズ。
今回は、ドラクエ11のスケベ担当……と思いきや、
実は“格式高い王族枠”……

ロウじい様

高齢ながら若者たちと共に、ノリと根性で山を登り、洞窟を這い進む。
その原動力は懐に忍ばせた“えっちな本”📕✨(しかもバレる)

そんなエネルギッシュで愛すべきじいさま、ロウ。
でもこの人、ただのおちゃらけキャラで終わらないんです。

知れば知るほど「えっ……こんなに壮絶な人生だったの!?」と思わされる、
壮絶な過去と愛の深さを抱えた、ドラクエ11屈指の重厚キャラ。

ということで今回は、ロウの魅力をたっぷり掘り下げながら、
その存在感を支える名声優・麦人(むぎひと)さんについてもご紹介していきます!

ドラクエ11|涙腺崩壊…ロウの“あの名シーン”

ドラクエ11のキャラクターの中でも、ロウは特に“泣ける背景”を持つ人物です。
とはいえ、ロウ自身が悲しみに沈んだり、感情を大きく露わにする場面はほとんどありません。

一国の王としての矜持なのか、辛い過去を背負ってなお、前を向いて仲間を導く姿には静かな重みがあります。


幻のユグノア王国と“あり得たはずの幸せ”

とくに印象的なのが、追加ストーリーの一つである幻のユグノア王国のイベントです。
私だださん自身、プレイ中に思わず泣いてしまったイベントでもあります。

おそらく、同じような思いを抱いたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

あのイベントでは、ロウが“かつての幸せな日々”に再び触れることになります。
娘のエレノア、義理の息子アーウィン、そして幼い孫である主人公――

かつて愛した家族たちに囲まれ、
彼は自らの誕生日を祝われるという夢のような時間を過ごします。

まるで華やかだった王国時代を懐かしむかのように、ロウはその“幻”を歩いていきます。
そして、これはただの回想ではなく、ロウ自身を操作して進めていく構成になっているため、
プレイヤーとしても一歩一歩が胸に刺さるような体験となっているのです。

「今 わしに必要なのは甘い夢の世界ではなく、魔王を倒すための強さだということを。」

その言葉には、過去を断ち切る決意と、今を生き抜く覚悟がにじんでいました。

修行と幻を超えて|ニマ大師との再会

ロウの成長を語る上で欠かせないのが、師匠であるニマ大師とのエピソードです。

幻のユグノアを抜けたあと、ロウは冥府で彼女と再会します。
しかし再会の舞台はまさかの「バニーガール姿のニマ大師」。プレイヤーとしては一瞬ツッコミたくなる展開ですが、ここにはしっかり意味があります。

「おぬしにはこの姿が一番元気になれると思うてな。」

修行に臨むロウへの、ニマなりの優しさと茶目っ気。
ですが、そのあとの展開は一転して、本気の試練が始まります。

命を賭けた修行、そして覚醒

ロウは、冥府のニマ大師との戦いを通じて「真の強さ」と向き合います。
これは単なる戦闘イベントではなく、甘い幻想を断ち切った者にだけ訪れる、魂の修行ともいえるものです。

そして試練を乗り越えたあとの、ニマ大師の言葉がまた深いのです。

「幸せとは時におのれの歩みを引き止める、何よりも手強いカセとなるもの。」

ニマは、かつての弟子が“王”としてだけでなく、“一人の男”としても前を向いたことを心から讃え、
最後にそっと背中を押します。

この修行を経て、ロウは「覇王斬」「覇王翔吼拳」など新たな力を得ますが、
それ以上にプレイヤーが感じるのは、心の成長と再起の瞬間です。

ロウの声優 麦人さん|命を吹き込んだ演技力

このような複雑な感情の流れを、“声”だけ(SOUND ONLY)で表現したのが、

声優の麦人(むぎひと)さんです。

普段はおちゃらけていても、ふとした瞬間ににじむ静かな哀しみ。
王としての威厳、そして祖父としての温かさ。
ロウというキャラクターの「陽と陰」「強さと弱さ」の両方を、
あくまで自然に、さりげなく声に乗せて伝える技術―
それはまさに熟練の名演技です。

麦人さんといえば、洋画吹き替えや数々のアニメでも有名ですが、
ロウのように“静かに泣けるキャラ”を演じられる声優さんは、そう多くはありません。

「声を聞いただけで人生を感じる」
まさにそんなキャラクターになったのは、麦人さんの力あってこそだと感じました。

ドラクエ11 ロウの声優・麦人(むぎひと)さんとは?

ロウのような“おちゃめで深みのあるキャラクター”を演じきった声優さんこそ、
麦人(むぎひと)さんです。

その声を聞けば、きっと「あっ、この人か!」と思う方も多いはず。
低く落ち着いた声で、王族からスケベじじいまで(?)幅広く演じ分ける、大ベテラン声優です。

🎙️ 代表的な出演キャラには、こんな人物も!

  • キール・ローレンツ(新世紀エヴァンゲリオン)
     謎の組織ゼーレの議長。モノリス越しに響く「SOUND ONLY」の声は、恐ろしくも威厳に満ちており、
     “視覚ゼロでも支配力MAX”という唯一無二の存在感を放っています。

  • 楽巌寺嘉伸(呪術廻戦)
     京都校の学長。頑固ジジイながらも、時折見せる人間味にグッとくるキャラ。
     麦人さんの演技が、そのギャップを際立たせています。

麦人さんの声があるからこそ、ロウの茶目っ気も哀愁も、すべてが自然に伝わってきたのかもしれません。

まとめ:ロウは泣ける。でも、泣かない。

ドラクエ11に登場するロウは、一見おちゃらけたスケベじいさん。
でもその奥には、家族を失い、国を失い、それでもなお前に進み続ける――
静かな強さと深い哀しみが隠れています。

彼は決して、プレイヤーの前で泣きません。
けれど、プレイヤーは思わず泣いてしまう。
そのギャップこそが、ロウというキャラクターの“しみる魅力”なんだと思います。

そして、それを成り立たせているのが――
声優・麦人(むぎひと)さんの演技力です。

明るさも、哀しみも、威厳も、茶目っ気も。
麦人さんの声には、それらが自然に宿っています。
だからこそロウは、“ただのおじいちゃんキャラ”では終わらなかった。

大人になって、やっと気づく。
ロウはただ「強い」だけじゃない、強くあろうとしている人なんだと。


以上、ドラクエ11を象徴する“大人キャラ”、ロウと彼を支える声―

麦人さんの魅力をお届けしました!
また会いたくなったら、ロウじい様の「えっちな本」をそっと拾いにいってください📕✨

コメント

DADA -だださん-
DADA -だださん-
この記事を書いた人
DADA -だださん-をフォローする
タイトルとURLをコピーしました