2024年はパリ五輪が盛り上がりましたね。
昨今で注目される五輪種目と言えば、サッカーやバスケ、卓球といったところでしょうか?
でも私は昔ながらの陸上競技が結構好きだったりします。
世の中にスポーツゲームは星の数ほどあるけれど…
毎回五輪の度に思い出す作品といえばやっぱりコレ!
【ハイパーオリンピック】 by Konami
1983年10月なので筆者は5歳。
えー!?そんなわけないもっと後だったはず…と思ったらファミコン版は1985年6月でした。
今回は五輪競技+ゲームの歴史に刻まれる作品の思い出について書きたいと思います。
ファミコン スポーツ ゲームの歴史的作品 その1
ゲームの歴史に刻まれるファミコンのスポーツゲームを勝手に5選してみました!
パリ五輪の年ということでまずはこちら!!
【ハイパーオリンピック】コナミ/1985年
超特殊なコントローラーでプレイするゲームでした。
当時のソフトメーカーは色々な策を練っていたと思いますが、このゲームのコントローラーは唯一無二!
オンリーワンのコントローラーでした。
完全にこのゲームのためだけに作られたコントローラーだと思うのですが、これもセットで買うとかなりの金額だったと記憶しています。
そのため「ちょっとやってみたい」くらいの中途半端な気持ちでは親にねだる訳にもいかず、むしろ持っている友達は一目置かれる存在でした。
聖火を持ったキャラクターがヴァンゲリスの名曲「炎のランナー」のBGMをバックに走っているタイトル画面。
いきなりワクワク感満載のOPです。
プレイできる競技は
100メートル競走
走り幅跳び
やり投げ
110メートルハードル
ハンマー投
走高跳
という内容ですが、こんなにあったっけ?やり投げまでじゃなかった??
思い出してみると、一つ一つのステージが意外と難しく、必要な条件をクリアしないと次のステージに行けないんですね。どおりでやり投げくらいまでしか記憶がないわけだ。
やり投げで初めてUFOを撃ち落とした時は「やっと落としたぜ!!」と大興奮したものでした。
結局全クリしたのは高学年になってからでしたね。
指にタコが出来るまでゲームコントローラーを擦る。
このゲームで一番思い出深いのは、専用のゲームコントローラーを擦りすぎたことで中指にひどいタコが出来たこと。
友達の家のコントローラーに変な菌でもついていたのか初プレイで大盛り上がりして帰宅したら中指の爪との境目が見たこともないくらい腫れていてそのまま2年ほど治りませんでした。未だにあれは何だったのかわかりませんが何かにつけて痛かった傷でした…。
ファミコン スポーツゲームの歴史的作品 その2
【テニス】任天堂/1984年
後にスーパーマリオブラザーズと、とんでもない相性だということが判明する別の意味でもスポーツゲームの歴史的な作品。
※ファミコン本体が壊れる可能性があるのでやってはいけません!
0のことをラブって言うんだ〜と知る切っ掛けにもなった作品。
初期の任天堂のファミコン作品はプレイ中のBGMが無いものが多かったのですが、この作品も同様でボールを打ち返す度にプワーンという音が繰り返される。
サーブをしたあとは十字キーでキャラを動かしAボタンかBボタンを選んで押すシンプルな内容だが、プレイレベルもいい感じなのでずっとプレイしていられる作品。
前述の通りボールを打つ以外の音は無音なので気づくと軽くトリップしていて、外は真っ暗…なんてこともありました。
そろそろ違うゲームでも遊ぼうかな〜…
そうだ!スーパーマリオでもやろうかと思って電源を切らずにうっかりカセットを差し替えてしまうと…。
おっと、こんな時間に誰か来たようだ。
ちなみにレフェリーはルイージなんですよね。
ファミコン スポーツゲームの歴史的作品 その3
【キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー】テクモ/1990年
「ボールは友達!」
当時クラスの男子の過半数以上がサッカー少年だった。
サッカークラブはそのまま授業の延長上にあるくらいほとんどの生徒が参加していた。
だがサッカー好きでなくてもキャプ翼だけは好きだったりしたものだ。
Ⅱという以上、本作品にはもちろんⅠもあるのだが、Ⅱの進化とインパクトがあまりにも凄いのでこちらを紹介。
当時のテクモはこの作品以外にも忍者龍剣伝シリーズなどゲームに映画的な演出をするのが超得意で、当然小学生のハートをガッチリキャッチするものであった。
ブラジルで活躍する翼からはじまり、岬くん率いる冬の全国高校サッカー編、最後は全日本でワールドユース決勝トーナメントとファミコンとは思えないほどのとんでもないボリュームがあった。
さらに開発スタッフの熱量も相当なもので
- 前作からさらに進化した斜め視点のプレイ画面
- ドリブルやスルーなどの小さな演出へのこだわり
- 技の演出表現が現代レベルのクオリティ
- BGMのセンスが半端ない。
- ほんとにファミコン?と思うほどの大ボリューム
当時全国の小中高生がサイクロンを再現しようとして大怪我したとかしなかったとか…。
あとコインブラの登場のさせ方が震えるレベル。そして足速すぎ!エムバペか。
もうこの作品だけで記事を書きたい!!
ファミコン スポーツゲームの歴史的作品 その4
【燃えろ!!プロ野球】ジャレコ/1987年
こちらも色々とネタの尽きない作品。後にも先にもバントで一発ホームランなんていう作品はこれくらいではないでしょうか?あるとすれば超人ウルトラベースボールくらいかもしれないがあちらはそういう趣旨のゲームなので、本作とは違う。
燃えプロは色々な狙ったわけでもなくバグが多彩のゲームだが、当時のゲームキッズにはこのイカれたゲームがファミスタよりも楽しめました。
お気に入り選手はホーナー、バース、ミスタG!!
大谷翔平ブームの今、オータニサーンを入れた新しいバージョンリリースしてくれませんかね?
ファミコン スポーツゲームの歴史的作品 その5
【USチャンピオンシップビーチバレー V’BALL】テクノスジャパン/1989年
テクノスジャパンなら「くにおくん」では?と思った方はまだまだです。
最後は、あえてこちらを紹介。
ビーチボールなのにV’BALLといういきなり「?」が飛ぶゲームだがスポーツアクションゲームとしては
かなり楽しめる内容です。
ファミコン後期の作品のためあまりというか、かなり知られていないゲームですがやり始めるとず〜っとやってしまうくらいの爽快な操作性。
ボタン連打でものすごいアタックが打てるという気持ちよさも◎。
記憶がかなり曖昧なのだが相手を吹き飛ばしたり出来たような気もするがそれは他のゲームだったかな?
くにおくんシリーズで培ったアクションゲームの面白さがこの作品でもガッツリ出ています。
やっぱりスポーツゲームは面白い。
そんなわけで「ゲームの歴史に刻まれるファミコン スポーツゲーム超個人的に勝手に紹介した5選」でした。
どこのサイトでも有名作品ばかり取り上げているのでレアなゲームの紹介をしたかったのですが、やっぱり記事を書くとなると名作を取り上げてしまいますね。
まだまだ五輪も開催中。寝不足の日が続きそうです。
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